お弔いは
命と向き合うことでもあります。
老若男女を問わず
命は“はかない”ということを
いつも感じさせられます。
葬儀も法事も水子供養も
「行うことの意義」が深いものでして
亡き方のためということだけでなく
私たちが生きていくうえで
どのような意味を汲み取るかが
“仏道としてのご供養”において
大切な部分になります。
なぜ焼香したり線香を立てたりするのか。
なぜ花や供物を供えるのか。
なぜ水を供えるのかなどなど。
それらの「なぜ」を紐解くことは
仏道のみ教え(歩み方のお諭し)と
向き合うことと重なります。
そういったことを
お伝えするよう努めることは
僧侶の大切な役割だと
思っていますので
いま一度自身も
根本を振り返りつつ
お勤めさせて
いただきたいと思います。