拙僧(副住職)は
NHK文化センター八戸教室にて
御詠歌の講座を
担当させて頂いております。
気がつけば長いこと
担当させて頂いた講座ですが
来年の3月までで
終了することとなりました。
NHK文化センター八戸教室が
来年の3月いっぱいで
閉鎖されることを受けてのことです。
最期までしっかりと
やり遂げさせて頂きます。
拙僧(副住職)は
NHK文化センター八戸教室にて
御詠歌の講座を
担当させて頂いております。
気がつけば長いこと
担当させて頂いた講座ですが
来年の3月までで
終了することとなりました。
NHK文化センター八戸教室が
来年の3月いっぱいで
閉鎖されることを受けてのことです。
最期までしっかりと
やり遂げさせて頂きます。
八戸も暑い日が続き
ご法事でお勤めをしますと
汗でビッショリとなります。
夏が来たことを
肌で実感します。
昨年は寒い夏でしたが
今年は暑い夏になるような
予報のようです。
ここ最近は
お盆を迎えるにあたり
様々な書類作成に
多くの時間を費やしております。
お盆まで約1ヶ月
秋彼岸まで約2ヶ月。
秋彼岸までを見据えて
諸事準備を始めております。
何時間も椅子に座り
汗をかきながら
パソコンで作業していると
背中やら肩やらが
“バッキバキ”になります。
正座して作業をしても
目の疲れからくる
各所の痛みは
悩ましいものがあります。
時代の流れとはいえ
パソコンに向かう時間が
非常に長いのも
色々と考えさせられる
部分があります。
疲労がストレスをうみ
ストレスが心に影響するという
現代社会において
よく見られる“疲れ”を
身をもって感じます。
その“疲れ”と仏道では
いかに向き合うことが出来るのか
時代に即した形でお伝えすることも
今の世にあって
求められていることの1つだと
いえるかと思います。
昨年9月末に
ご縁がありまして
当山が所属いたします
真言宗豊山派(ぶざんは)の
総合研究院 現代教化研究所なる
研究機関に籍を置かせて頂いて以来
「日々の研究も修行なり」との思いで
これまでにも増して
“探究活動”に励ませて
頂いております。
“探求分野”は幾つかありますが
その中の一つとして
当山が関係する
十和田湖伝説についても
これまで手薄であったと思われる
仏教的視点(正確には密教的視点)
を踏まえて調べを進めております。
ちなみにですが
十和田湖伝説については
当山との関係も含めて
大きな“発見”がありましたし
“最古の十和田湖伝説”とされる
説話が収録される『三国伝記』
という室町時代の書物と
当山の総本山である長谷寺に
大きな関わりが指摘されており
現代教化研究所の一員として
今後様々な方向で
テーマを設定出来ることが
個人的に確信を持てたことなどの
成果を得ることが出来ました。
時間はかかると思いますが
少しずつ形にしていきたいと
考えております。
南部町の田中家住宅。
有形文化財に登録される
近代和風建築です。
開放感があり
とても癒やされる
素敵な空間が
そこにはありました。
空間のもつ心地よさ。
それは建物のみならず
そこに住まわれる方の
温かなお心づかいに
よるものだと感じました。
八戸の中心街では
七夕まつりが始まりました。
“東北の夏”が始まります。
それにしても
西日本での雨の災害が
気の毒でなりません。
当山の取り組みにおいて
微力かもしれませんが
災害復興への協力を
させて頂きたいと思います。
本堂前の木が
ぽっきり折れておりました。。
近くで見てみると
かなり腐っておりました。
スポンジのように
フワフワとした手触りです。
5月には白い花を
咲かせていた木であったゆえ
朽ちているとは全く気が付きませんでした。
この光景をみると
当山本堂の土台やら
屋根やら数年前に現況調査した時点で
かなりの老朽化を指摘された箇所が
現在どうなっているのか心配になります。
本堂建替にむけての勧募状況は
有縁の皆様のおかげもあり順調なので
なるべく早く事業が進められればと
心底願っております。
季節季節に咲く花は
見頃ゆえに美しいものです。
能の“大成者”である世阿弥は
この花になぞらえて
“芸事の真髄”を説きます。
時分の花
まことの花。
道を歩むものは
「まことの花」であれと
世阿弥はいいます。
“花盛り”を過ぎると
“見どころ”や“見せ場”を
失ってしまう
時分の花よりも
常に“光を放つ”
まことの花であれ。
当山で見頃を迎えている
アジサイを目で楽しみながら
まことの花の奥深さに
思いをはせさせられました。
日帰りで上京しまして
宗務所に行ってまいりました。
宗務所のある
東京の護国寺では
四万六千日(しまんろくせんにち)
という御功徳のある期間中でして
境内には出店が並んでおりました。
東京にございます護国寺は
当山の大本山にあたりますが
拙僧(副住職)は
四万六千日の期間に
赴かせて頂くのは
今回が初めてでした。
四万六千日とは
年数にすれば約126年です。
四万六千日の日にお参りすることは
とても尊いこととされます。
この尊い日に
所要がてらとはいえ
お参りさせて頂くことができ
とてもありがたく感じました。
副住職妻がこれまで開催した
寺子屋ワークショップの参加人数を
まとめた資料を作成しました。
平成26年より開始した
寺子屋ワークショップという
取り組みは
今では有縁の方にも
大分知られるようになりました。
平成26年は9月に
アロマキャンドルを作るワークショップを
記念すべき第1回目として開催し
その翌年より
お寺ヨガや写経カフェなど
いくつかのワークショップが
スタートいたしました。
集計しているものに限りますが
作成された資料によると
ご参加頂いた方の合計人数は
平成26年 34人
平成27年 307人
平成28年 456人
平成29年 342人
とのことです。
寺子屋ワークショップは
自利利他を大切な理念として
開催を重ねております。
これからも
様々なご縁により
実りあるひとときが
紡がれる時間となればと思います。
3回目の子ども論語塾が開催されました。
回数を重ねるごとに
賑やかになってまいりました。
子ども論語塾では
とにかく素読を一緒に行うことが
大切なことです。
章句の文言の意味にも
軽く触れて頂くのですが
その意味を考えたり
追求する作業よりも
この時間では
あまり考えずに素読をすることが
大切であると
開催を重ねるごとに感じております。
今回は終了後に
30分程先生を囲んで
ご参加の皆様とお話する時間があり
とても有意義なお話を
お聞きすることが出来ました。
次回はお盆が終わり
秋彼岸を迎えつつある
9月16日(日)の開催となります。
本日の章句の一つ
曽子曰く
吾日に吾が身を三省(さんせい)す
(意味)
曽子がおっしゃった
私は日々自身を何度も振り返る。
自身をきちんと顧みながら
夏を過ごしたい思います。