お不動様のお迎えに弘前へ

修復をお願いしていた

当山の不動明王像が

仕上げられたとの

ご連絡を頂き

弘前の仏師さんのもとへ

お迎えにあがりました。

 

仏師の小堀寛治さんには

少し前に別のお不動様の

修復をして頂いております。

 

今回も

迅速かつ懇切丁寧に修復して頂き

前にも増してご威徳溢れる

お姿にして頂くことが叶いました。

 

こちらのお不動様には

文化7年(1810)の火災の跡が

見られるので

それ以前から当山に

祀られていたことになります。

 

あちらこちらに

壊れている部分がありましたが

素晴らしいお手入れをして頂いたので

これからも永く

護持して頂きたいと思います。

 

お不動様は

これまでと同じ様に

観音堂の脇堂に

お帰りになられました。

 

当山にお参りの際は

是非お手を合わせて頂き

装いが改まった

お不動様に祈りをお捧げ下さい。

 

きれいに飾られた七夕飾り

親しい知人から

七夕飾りを

お焚き上げしてほしい

との相談がありました。

 

届けて頂いた実物を見た所

きれいに飾り付けがされていたので

一度本堂に飾らせて頂きました。

 

色々な願いが書かれた短冊や

輪飾りやぼんぼりや網飾りが

笹に飾り付けられた笹を

須弥壇に設えてみたところ

これがなかなか良い感じに。

 

七夕にあわせての

こういった「ご祈願」や

お運び頂いた方に短冊を書いて頂くのも

季節感のある良い取り組みかもしれません。

 

そのようなことを感じた

本年の七夕でした。

 

津軽の南祖坊伝説

十和田湖伝説の南祖坊(なんそのぼう)。

 

十和田湖の龍神である

青龍大権現(せいりゅうだいごんげん)

の本地とされる僧侶で

当山2世の月法律師(がっぽうりっし)に

弟子入りしたと伝えられます。

 

南祖坊の伝説には

とても多くのバリエーションがあり

弘前の乳井(にゅうい)で

生まれたとの伝えもあります。

 

南祖坊が出生したとの

伝えがある乳井では

その昔

福王寺(ふくおうじ)という寺院が

権威を振るっており

乳井氏が別当を勤めていたそうです。

 

福王寺は

信濃戸隠修験の修験者により

創建されたとされ

乳井氏はその修験者の

末裔とされるようです。

 

乳井神社の社殿裏手の丘には

古い五輪塔ほか石塔や板碑等が

沢山並べられており

歴史が感じられる場所です。

 

「十和田信仰」は

県内においても各所で違いが見られます。

 

その違いを考える上で

関連寺院や修験者の

法流(ほうりゅう)が

1つの手がかりとなるように感じます。

 

みっちり相談

一般社団法人 おてらの未来

代表の井手悦郎さんが

当山においで下さいました。

 

※▼おてらの未来についてはコチラ

https://oteranomirai.or.jp

 

井手さんには平成27年以降

色々とお世話になっております。

 

今回は青森市にて開催された

東北地方の浄土宗寺院向けの

研修会の講演で

おいでになられたそうです。

 

その講演を終えた後に

八戸にもお立ち寄り下さり

当山にお運び下さいました。

 

井手さんとは昨晩にも

青森市で夕食を

ご一緒させて頂きました。

 

昨晩の食事会は

青森市でご活躍の

正覚寺(浄土宗)ご住職

楠美知剛師にお誘い頂いたものです。

 

井手さんと楠美さんとの時間も

とても濃密な内容で

様々な気づきのある

有意義なものでした。

 

本日は境内と堂内を井手さんに

案内させて頂いた後

これまでの振り返りや

これからの方針などなど

みっちりと相談させて頂きまして

当山の将来へ資する

貴重な時間となったと感じております。

 

当山には

整備しなければならない事柄が沢山あります。

 

沢山の課題と

しっかりと向き合いながら

環境を整えていきたい思います。

 

【参加者募集中】7/25寺子屋ワークショップ『写経カフェ』

7/25

午前10時より

寺子屋ワークショップ

写経カフェ

が開催されます。

 

寺子屋ワークショップで

お納め頂く御浄財の一部は

アーユス仏教国際協力ネットワーク

への寄付を通じて

国際協力活動に活用されます。

 

寺子屋ワークショップに

ご参加頂き精進頂くことが

そのまま国際協力活動に重なります。

 

参加者を募集しておりますので

ご参加される方は

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

日程:令和元年7月25日

時間:午前10時〜正午頃

会費:1500円

会場:普賢院ふれあい豊山館

定員:24名

急遽のサハリン

“奇跡的な”ご縁があり

8月末に4日間の日程で

サハリン(旧樺太)へ

行くことになりました。

 

サハリンの地における

日本人死没者の慰霊・追悼と

日露の平和・友好を願うという

機会なのだそうです。

 

慰霊や鎮魂の式典で

祈りを捧げさせて

頂きたいと思います。

 

昨日に急遽お声がけ頂いて

本日の参加決定だったので

早速パスポートの準備へ。

 

拙僧(副住職)のパスポートは

昨年10月に切れていたためです。

 

こういったことに詳しい

妻に付き添ってもらい

手続きをしてきました。

 

ロシアといえば

拙僧(副住職)の母方の祖父は

戦時中に将校として

ロシアにいたそうです。

 

また地元には

シベリア抑留の経験をお持ちの方も

いらっしゃいました。

 

当山境内には

日清日露大東亜戦没者慰霊碑もあります。

 

今回の貴重な機会に

“激動の時代”と

しっかりと向き合いたいと思います。

 

【参加者募集】7/20『お寺でマインドフルネス』

“現代の瞑想”とも呼ばれる

マインドフルネスを

お寺でご一緒しませんか?

 

マインドフルネスは

仏教瞑想を起源とした

“ストレス低減法”です。

 

今回もマインドフルネスは

階上町にあるヨガスタジオ

セナジースタジオのオーナー

バリー・グロスマン(Barry Grossman)さんに

ご指南頂きます。

 

どなた様でも

ご参加頂けますので

ご参加される方は

メールでご連絡下さいませ。

 


寺子屋ワークショップ

「お寺でマインドフルネス」

日程:令和元年7月20日(土)

時間:19時〜20時

会場:普賢院ふれあい豊山館

講師:バリー・グロスマンさん

会費:1000円

※会費の一部は国際協力活動への寄附となります

申込:メールにて受付いたします。

メール fugenin643@gmail.com

 

魅力に富む豊崎中学校の挑戦

昨日の地元紙・デーリー東北に

豊崎中学校について

特集記事が掲載されていました。

 

豊崎中学校は

拙僧(副住職)の母校です。

 

地域には古い歴史や伝説があり

素晴らしい「人財」に恵まれています。

 

拙僧(副住職)も

地域学校連絡協議会の一員として

名を連ねさせて頂いておりますが

先生方も熱意に溢れており

現在の豊崎中学校は

魅力に溢れていると感じます。

 

生徒数はとても少ないですが

だからこそ出来ることや

深められることや

挑戦できることに

果敢に取り組まれています。

 

アプローチには

ギャップ・アプローチと

ポジティブ・アプローチが

あるとされます。

 

「こうあるべき」といったものに

近づけるよう物事を進めることを

ギャップ・アプローチといいます。

 

その一方で

「こうありたい」と思い描く状態へ向け

物事を進めることを

ポジティブ・アプローチといい

当山でも大切だと考えている姿勢です。

 

豊崎中学校の

ポジティブ・アプローチが

生徒の皆さんや地域へ

良い影響を与えているように感じます。

 

これからも

型にとらわれすぎることなく

果敢に挑み続けて頂きたいと思います。

 

青春の歌

学生時代はカラオケで

親しい友人と

よく歌を歌ったものです。

 

皆様にとっての

青春の一曲は何ですか?

 

『嗚呼、青春の日々』(ゆず)

という有名な歌があります。

 

この歌は

高校時代から

親しい友人達と

よく歌った一曲です。

 

本当によく歌いました。

 

よく歌ったので

歌詞は今でも

しっかりと覚えています。

 

調べてみると

『嗚呼、青春の日々』

という歌は

亡くなった親友への

おもいを綴ったものなのだそうです。

 

最近になって

久しぶりに

この想い出に溢れた一曲を

聴いてみました。

 

想い出に溢れた一曲だけあって

色々と思い出されて

心に染み入りました。

 

以下

その歌詞の一部です。

 


そっちの世界は一体どんなだい?

俺もそのうち行くけどさ

 

その時までめーいっぱい

悩むこともあるけれど

自分なりに生きてゆくよ

 

この唄は聞こえているのかい

もし聞こえているのなら

下手くそな唄一緒に歌おうぜ

 

嗚呼 嗚呼 青春の日々よ

嗚呼 嗚呼 青春の日々よ

嗚呼 嗚呼 懐かしき町よ

嗚呼 嗚呼 素晴らしき友よ

嗚呼 嗚呼 美しき命よ

嗚呼 嗚呼 青春の日々よ


 

普段から拙僧(副住職)は

有縁の皆様と

葬儀や法事など

“命に向き合うひととき”を

ご一緒させて頂いております。

 

施主やそのご家族ご親族が

このひとときに

捧げられているおもいは

きちんと届いていますか?

このお経は聞こえていますか?

と自心の内で問いかけることがあります。

 

人の歩みは

唯一無二の「命の物語」です。

 

そして

ご供養にはご供養の

「物語」があり

「命の物語」の続きと

いえるかもしれません。

 

ご供養は

生きる私達が

施主となるものです。

 

先立った大切な方の

「命の物語」の続きを紡ぐのは

今を生きる私達なんだと思います。

 

人は誰しもが

命を全うする

その時を迎えます。

 

その時まで

“目一杯”“自分なりに”

歩みを進めて

自身の命を全うすることが

「仏道におけるご供養」において

大切なことなのだろうと

感じております。

 

はっちで出張法話トーク

八戸中心街にある

ポータルミュージアムはっち

開催された

アロマフェア八戸

出張法話トーク 香りとこころ

という一コマを担当させて頂きました。

 

いつもお世話になっている

アロマテラピストである

ひつじやの小松美央さんとの

ご縁でお引き受けした次第です。

 

お寺でのご法事を終えてから

会場に赴き

用意して頂いたスペースで

気ままにお話させて頂きました。

 

香りと仏道は

とても関わりの深いものです。

 

仏道と関わらせながら

「香りとこころ」について

伝えさせて頂いたつもりです。

 

アロマフェア八戸では

アロマに関する

様々な出店がされており

とても良い勉強になりましたし

今後に繋がるような

新たなご縁を結ばせて頂くことも叶い

充実した機会だったと感じております。

 

こういった場所で

お話をするという機会は

これまで無かったことなので

良い経験をさせて頂き

感謝しております。