アロマフェア八戸で出張法話トークを担当します

6/28〜29に

はっちで開催される

アロマフェア八戸八戸vol.7

 

その中のプログラムの1つ

出張法話トーク「香りとこころ」

(6/29午後1時〜2時、参加無料)

を拙僧(副住職)が

担当させて頂きます。

 

寺子屋ワークショップ

『香りのこころ』や『写経カフェ』で

いつもお世話になっている

ひつじや美央さんのご縁で

実現したプログラムです。

 

短い時間ですが

香りを仏道の視点から

お話させて頂きますので

ご都合のよろしい方は

是非遊びにいらして下さいませ。

 

▼アロマフェア八戸vol.7の詳細

http://aromafairhachinohe.wixsite.com/home/vol7

 

お寺ヨガ☓おてらおやつクラブ

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが6/15に開催され

今回も多くの方に

ご一緒頂きました。

 

6/15は

当山の宗祖である

弘法大師空海上人の

御誕生日でもあり

尊い1日とされます。

 

そのような縁起の良い

1日でもあったので

おてらおやつクラブの

発送作業も行いました。

 

発送作業に際し

お寺ヨガの参加者の皆様に

お手伝い頂き

最後は集合写真で

そのひとときを

写真に収めさせて頂きました。

 

今回おいで下さった皆様

大変ありがとうございました。

 

2ヶ月に1度の頻度で

開催しているお寺ヨガですが

本年も折り返しです。

 

次回は8月を予定しておりますが

早いもので下半期突入です。

 

次回もまた

良い時間が訪れることを願います。

 

▼おてらおやつクラブについて

https://otera-oyatsu.club

 

御朱印いろいろ

糠部観音霊場札所の御朱印以外にも

寺子屋ワークショップに

ご参加された方への

寺子屋御朱印や

諸尊の御朱印など

当山では様々な御朱印を

したためております。

 

以前より

御朱印に応じて朱印(ハンコ)を

幾つか新調したいと思い

今春より知人と相談を

重ねておりましたが

おかげさまで完成しました。

 

令和元年にあたり

新たな御朱印を

お届けしたいと思います。

 

当山にお参りの際や

ワークショップ等の催事に

参加された際などに

より一層ご縁を深めて頂ければ幸いです。

 

なお

御朱印は拙僧(副住職)が

したためさせて頂いておりますが

不在の場合が多いので

その際にも対応出来るよう

あらかじめ墨書したものを

用意いたします。

 

御朱印入用の方は

お気軽にお声がけ下さいませ。

 

▼普賢院グローバル御朱印帳について

https://fugenin643.com/blog/御朱印帳で国際協力しませんか?/

 

それぞれがそれぞれに法を説く

兵庫県神戸市の

須磨寺(すまでら)を会場として

6/2に開催された

H1法話グランプリ〜エピソード・ZERO〜』。

 

宗派を超えて

7組8名の僧侶が

多くの来場者を前に

法話されました。

 

動画で拝見させて頂いたのですが

歌での法話

プロジェクターを使っての法話

紙芝居による法話

落語もされている方の法話など

それぞれの個性が

感じられた素晴らしい

行事だと思います。

 

ぞれぞれに

それぞれの説き方があり

そこにそれぞれの歩み方や姿勢が

垣間見られ

法話に息吹を感じました。

 

主催運営された方々や

法話された方々の

「情熱」が感じられました。

 

法話について

色々と考えさせられ

色々と学ばせて頂いた

実り多い良い機会となりました。

 

▼当日の動画(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=2nYr-UikSEw&t=7547s

渡り部分の壁を修繕しております

4月後半に

腐敗して崩れ落ちてしまった

本堂と位牌堂スロープ渡り部分の壁を

五戸木工さんに

修繕して頂いております。

 

壁の修繕をお願いした所

その当日から

ご対応下さいました。

 

迅速かつ丁寧な

処置をして下さり

本当にありがたく思います。

 

▼Before(4/24時点)

 

▼After(6/13時点)

未来へ向けての学び

6/10と6/11の2日にわたり

未来の住職塾NEXT

東北ミーティング2019

という宗派を超えた

有志の研修会が

仙台で行われました。

 

今回はたまたま

拙僧(副住職)が事務局を

務めさせて頂きまして

不行き届きが多々ありましたが

ご参加の皆様のお力添えのおかげで

素晴らしい研修会となりました。

 

初日は願行寺様(浄土宗)

2日目は定義如来様(浄土宗)を

会場に開催されました。

 

松本紹圭師のご講演

東北の各地にて

ご活躍の御寺院様方との

ワークや懇談を通じ

多くを学ばせて頂き

多くを気づかせて頂きました。

 

歴史を伝える約300年前の前机

五戸木工の中野久男さんに

お願いしまして

江戸期の前机を

修繕して頂きました。

 

当山の設えの多くは

五戸木工さんに

作って頂いたもので

いつも本当にお世話になっております。

 

今回修繕して頂いた前机は

裏書きによると

今から約300年前の

享保9年(1724)3月3日に

五戸町の三浦家により

奉納されたもので

かなり傷んだ状態で

物置で保管されていました。

 

修繕して頂いた上に

塗り直して頂いたので

おかげさまで

装い新たな素晴らしい

前机となりました。

 

五戸木工の中野さんには

心より感謝申し上げます。

 

おそらくですが

年代が分かっている設えとしては

この前机が最古のものだと思います。

 

享保期といえば

当山は快傅(かいでん)大和尚により

中興開山(ちゅうこうかいさん)された時期です。

 

当山の中興期に

奉納されたものだということは

とても意味のあるものだと感じます。

 

歴史を今に伝える

貴重な前机なので

これからも長く

使わせて頂きたいと思います。

 

「父の日」に愛を込めて

パパにありがとう!

コーヒー豆焙煎体験

という催事が6/9に

当山境内で開催されました。

 

「父の日企画」ということで

お父さんに美味しい

珈琲を焙煎してみようという

今回のイベントですが

天候にも恵まれ

和やかなものとなりました。

 

子ども達のにぎやかな声が

境内に響くことは

とても良いものだと感じます。

 

今回のメインイベントである

珈琲豆焙煎体験は

「森のようちえん」という

おいらせ町で行われている催事で

取り入れられていたものです。

 

それを八戸でも

開催しようとの声があがり

有志の素敵な方々が

企画され開催されたのが

今回の催しです。

 

珈琲豆焙煎体験の他にも

レザークラフトで

キーホルダーやコインケースを作ったり

パラコードでブレスレットを作ったり等

ワークショップも行われ

とても充実した時間となりました。

 

しっかりと着実に

6/9午後2時より

当山ふれあい豊山舘にて

普賢院本堂建設委員会

検討委員の皆様による

小委員会が開催され

これまでの経過報告と

これからの事について

ご審議頂きました。

 

200余年振りとなる

当山本堂の建替えは

“超難事業”だと感じます。

 

ちなみにですが

超難事業という言葉を

悪い意味では使っておりません。

 

本堂建替事業を進めるにあたり

触れたことのなかったこと

知らなかったこと

考えが及ばなかったこと等と

向き合うことが出来ましたし

非常に沢山のことを

学ばせて頂いております。

 

当山の歴史や伝承などと

向き合い直す契機ともなりました。

 

そもそものお寺の存在意義や

伝えられ守られてきた志について

考える契機でもありました。

 

拙僧(副住職)は

地域に育てられ支えられてきた

という思いが非常に強いのですが

そのお世話になった地域において

お寺として僧侶として

どのような貢献が出来るか

ということも改めて

考えさせられました。

 

あげれば切りがありませんが

本質的な部分に至るまで

非常に多くの事柄へ

考えや思いを廻らさせて

頂いております。

 

そういったことを踏まえ

単に困難な事業である「難事業」

ということ以上に

「大きな功徳」がもたらされた

難事業であるという意味で

“超難事業”という言葉を

使っております。

 

温かくご協力下さっている

檀信徒の皆様や

心強い役員の皆様のおかげで

歴史的大事業に

積極的に向き合わせて頂き

当事業が着実に

推進されていることは

本当にありがたいことです。

 

沢山の有縁の方々のご期待に

必ず応えさせて頂きたいと思います。

 

当山の本堂建替事業は

着工前に必要な

境内の整備や工事が始まる

段階に入ってまいりました。

 

まだまだ先は長そうですが

しっかり着実に

事業を推進させて頂きます。

 

▼本堂建替事業について

https://fugenin643.com/blog/新たな歴史を紡ぐ/

心無い一言としないために

親しい仲だとしても

たまたまだとしても

意図せず人を傷つける言葉や

言われたくない言葉や

言ってはならない言葉など

人それぞれにあるかと思います。

 

十人十色の

環境があり

事情があり

そういった中で

私達一人一人は暮らしています。

 

その人の立場に立つことを

仏道では同事(どうじ)

といいます。

 

個々の事情や背景は

当事者しか分からないことですし

分からないとしても

個々には様々な背景があることを

大前提として

人と向き合うことが

不特定多数の方と接する

僧侶には必要だと

拙僧(副住職)は

以前より感じております。

 

時間の経過の中で

環境が大きく変わり

環境が変われば人も変わり

そうすれば心の持ちようが変わり

おのずと周囲との接し方が

変わったりするものなので

例えば何年も前の

ある場所での「気になる行い」を以て

その行為者の性格や習慣と

して捉えることは出来ません。

 

当山においても

この3〜4年前と現在では環境も

携わる者の状況も“心持ち”も

全く異っております。

 

そもそも人は

良くも悪くも「気になる行い」が

記憶に留められやすいものなので

実際に直接的な会話や交流を

通じなければ分からないことが

多々あります。

 

何年か前の

「気になる行い」に対し

言われる所の「常識」であったり

「常識とされるもの」等の

スケールで以て

強く叱咤することは

時として当事者を深く傷つけ

あまり思い出したくない

当時のことを思い起こさせ

怒りの心を生じさせます。

 

叱咤自体は

悪いことでは無いですし

ありがたいことでもあり

とても必要なことですが

「言い方」次第では

「心無い発言」として

捉えられてしまうものです。

 

心無くうかつな発言に対し

どうしても看過できず「憤り」を感じ

その「憤り」を伝えたとしても

「じゃあ前もって伝えて欲しかった」

といった感じで

日常的な付き合いが薄いにも関わらず

個々のプライベートの深い部分まで

伝えなかった本人の

“説明不足”が悪いとも

取れるような発言をされたり

独特で理屈的な話をされたりした

経験はないでしょうか?

 

「昔からこういうものだ」

「こうあるべきだ」という

価値観のようなもので

それに沿った行いでなければ

「非常識」とみなされるような

状況に出くわしたことは

ないでしょうか?

 

冠婚葬祭の場面でいうと

こういった“すれ違い”は

よくあることなんだそうです。

 

案外こういった部分は

僧侶であっても

深く考えられないことがあり

「お寺から心無い一言を言われた」

といった相談もしばしばです。

 

「心無い一言」の実態は

単なる流れで生じたもの

無自覚的なもの以外に

親切心であることや

ある種の「責任感」だったり

することがあると思いますが

「言い方」や「配慮の不足」により

意図せずとも

ある意味“暴力性”を帯びたものに

なってしまいます。

 

個々千差万別の

お歩みをされてきた

不特定多数の人と

日常的にも

お弔いなどの大切な場面においても

向き合わせて頂く僧侶にとって

心無い一言としない心がけは

大切なことだと思います。

 

このことは

先にも触れた

同事(どうじ)という

仏道において大切な姿勢や心がけに

通じることだと感じますし

変化の激しい現代や

これからの時代において

重要性が増すように感じております。