教学大会へ行ってまいりました

昨日は

豊山教学大会という

研究会へ行ってまいりました。

 

拙僧泰峻が所属する研究所からも

2名の先生がご発表に臨まれたのですが

以前の所内会議でお聞きしたものより

ブラッシュアップされた内容になっており

大変勉強になり

良い刺激をいただきました。

 

自身はまだまだ浅学であると実感しましたし

前向きに頑張ろうという思いも新たに出来ました。

 

気持ちを引き締めて

また本日から励みたいと思います。

 

水子供養とお地蔵さま

普賢院では

水子供養を行っています。

 

仏道では

母のお腹に命が宿ったその時を

年齢を数える起点とします。

 

葬儀などで

故人の満年齢にひとつ足して

行年とするのは

そういう理由があるからです。

 

命が宿ること自体が

とても尊いこととされます。

 

生まれ出ることが

叶わなかったとしても

宿った命は尊いものであり

けがれなき清らかなものだと

いわれます。

 

先だった子どもたちは

賽の河原(さいのかわら)という所で

お地蔵さまに守られながら

過ごすと伝えられます。

 

お地蔵さまは子どもと

ご縁が深い仏として有名です。

 

真言宗では

はかなく先立った子どもたちのご供養は

お地蔵さまに託してお作法する伝統があり

それに則ってお勤めしております。

 

水子供養のご相談は

この数年多く寄せられています。

 

水子供養に関しての

お問い合わせやご相談がございましたら

お気軽にお寄せいただければと思います。

 

▼コチラもご参照下さい。

https://mytera.jp/tera/fugenin55/kuyou/#tera_tab_block

 

子どもにゆかりある子安地蔵

本堂に入り中央右側の地蔵堂には

主尊として子安地蔵(こやすじぞう)が

祀られます。

 

子安地蔵は

ふところに

小さな子どもを抱えており

「こやすさま」と通称されます。

 

子どもたちの健やかな成長への願い

子宝に恵まれることへの願い

先だった子どもたちの安寧への願いなどが

切に託されたお地蔵さまです。

 

当山にお運びの際は

お手合わせいただき

ご縁を深めていただければと思います。

 

今年は出張がとても多い年でした

来年のお正月に

当山参拝の方へお渡しする冊子が届き

年末年始の訪れの近いことを実感します。

 

明後日から

研究会で東京へ出張なのですが

それも含めて本年はあと4回の

東京出張が予定されています。

 

本年は年始から

出張が多い一年でした。

 

なりなりに成果を出すことも出来

実り多い年になったように思いますし

来年以降につながる年になったと思います。

 

当山では

様々なことが過渡期にあります。

 

過渡期にあるがゆえに

思い切った決断が必要な事案が

いくつもあります。

 

長期的視点にたち

ご安心いただける環境を整えるべく

諸事準備を進めたいと思います。

 

11月の行事案内

11月25日は写経カフェ

11月28日は不動護摩です。

 

参加者募集中ですので

ご都合のよろしい方

ご興味をお持ちの方は

ぜひお運びください。

 

写経カフェ

  • 日程 11月25日
  • 時間 10時〜正午頃
  • 会費 1,500円
  • 会場 ふれあい豊山館
  • 定員 24名

不動護摩

  • 日程 11月28日
  • 時間 19時〜(受付18時30分〜)
  • 会費 お布施、護摩木奉納などでお納めください
  • 会場 本堂

 

ご不明な点等ございましたら

お気軽にお問い合わせください。

 

激励を力にしたいと思います

豊山教学大会紀要という

論文集に掲載された拙僧泰峻の論文を

ご覧くださった

前宗務総長の先生より

ご丁寧なコメントをいただいたうえ

著書をお送りいただきました。

 

ありがたく拝読させていただきます。

 

いくつかの機会が重なったこともあり

死生観を探るにあたり

供養習俗を手がかりにした論文を

ここ数年で3本執筆させいただきましたが

まだまだ力不足だと感じています。

 

近世以降の

日本における死生観の展開は

現代的価値観を考えるにあたり

大変大切な要素だと考えています。

 

地道に資料収集を重ねて

よりよい研究にしていきたいと思います。

 

季節柄でしょうか

過ごしやすい季節からなのか

年末が近づいているからか

お墓のご相談や

位牌堂のご相談が続いています。

 

内容は様々ですが

今のうちから

今後のことを検討されたい

というお考えは

皆さま共通していました。

 

墓じまい

合葬墓

永代供養

複数の位牌の統合などなど

現状に即した形を

模索し検討するには

時間も必要です。

 

今すぐにではなくとも

少しでも気に掛かることや

心配していることがあれば

ご意見を求められることや

情報を集めてみることを

おすすめいたします。

 

論文が掲載されました

本年刊行の

論文集『豊山教学大会紀要』に

拙僧泰峻の論文を寄稿しています。

 

昨年の教学大会で

光栄なことに教学振興会賞という賞を

いただいたことを受けて

今回の論文は執筆させていただきました。

 

まだまだ力不足ではありますが

限られた時間で精一杯

執筆したものになります。

 

実際に論文集に掲載された

自身の論文を読んでみると

感慨深いものがありました。

 

今後もコツコツと

出来る形で励みたいと思います。

 

年末ターン

かなり日が短くなり

朝も6時を過ぎないと

明るくならなくなりましたね。

 

朝5時だと

西の空に月が輝いて

しばらくすると

今度は西の空が

茜色に染まる光景も

とてもきれいだと感じます。

 

11月に入り

年末ターンが始まったように思います。

 

今年も残すところ

2ヶ月弱です。

 

今年も色々ありましたが

一年の仕上げを

徐々にしていきたいと思います。

 

様々な情報にアクセスしやすい環境を整えてまいります

数日前にも記しましたが

ホームページやリーフレットの

お大掛かりなリニューアルの

準備をしています。

 

現在のホームページは

8年前に制作したものになります。

 

画像差し替え

掲載項目の見直しや追加など

全体的に行うので

ほぼ作り直しになると思います。

 

それとは別に

行事をメインにした

サブページのようなものも

作ってみようかと検討中です。

 

写経やヨガほか

諸行事の予定を

分かりやすく掲載してほしいという

リクエストをいただいたことを

受けての一案です。

 

少し時間がかかるとは思いますが

情報にアクセスしていただきやすい環境を

この機会にしっかり整えてまいります。