素晴らしい幢幡(どうばん)をご奉納いただきました

当山有縁の田中久一さんより

本堂内陣に設える

幢幡(どうばん)という

荘厳具をご奉納いただきました。

 

幢幡は仏道のみ教えが託された

特徴的な「旗(はた)」の荘厳具です。

 

一説には

メイン部分の六角柱の六面は

六波羅蜜(ろくはらみつ)という

6つの尊い心がけを意味するといわれ

六道(ろくどう)という

6つのあり方を意味するといわれます。

 

また

瓔珞(ようらく)という美しい装飾は

み教えの尊さや

生きとし生けるものの命の尊さを

象徴的に表しているといわれます。

 

内陣に祀られる仏像

設えられる仏具や荘厳具は

各々が託されたものがあり

尊いお諭しが内陣には

散りばめられ

み教えに溢れております。

 

そこに

新たに幢幡が吊り下げられ

より厳かで“躍動的”に

仏道が“語られる”空間に

なったと心より感じています。

 

幢幡をご奉納くださった

田中久一さんには

心より感謝申し上げます。