遷座式から1ヶ月です

新しい本堂を

使わせていただくにあたり

執り行われた遷座式(せんざしき)

から本日でちょうど1ヶ月です。

 

その1ヶ月の間に

新本堂にて秋彼岸の行事が行われ

法事も30件程行われたのですが

大分“勝手”がつかめてまいりました。

 

細かな引越作業も順調に進んでおり

徐々に空間が整えられております。

 

各種リーフレットの準備や

掲示物の充実も

これまで同様

図っていきたいと考えています。

 

参拝いただきやすいように

参拝マップを用意したり

由緒書を掲示したりなど

これまで以上に工夫をこらして

ご縁をお結びいただきやすい

環境作りに力を入れてまいります。

 

 

▼先月行われた遷座式での記念写真

 

▼先月の遷座式の際にアップした動画

 

▼秋彼岸の動画

雨の日の法事の思い出

朝から強く雨が降り

強く風が吹いた本日は

祭日ということもあり

法事続きました。

 

今の本堂では

雨漏りの心配は全くないのですが

旧本堂の頃は

本日クラスの雨になると

ほぼ100%雨漏りするため

バケツやお盆やタライを

堂内各所に配置して

雨漏り対策を

しなければなりませんでした。

 

お盆やタライは

底が浅いため

そのまま置いただけだと

しずくが飛び散るので

新聞紙や雑巾を敷いて

対策したことが懐かしいです。

 

今となっては

良い思い出です。

 

そういえば

本堂に傘立てを用意してないことに

今さら気づかされました。

 

それと

法事中に観音参りに

おいでになられる方が

チラホラ見られたのですが

やはり法事が優先されるべきと

思われるので

外に遥拝所を設けるか

会館2階に御代理の観音様を

ご安置するかなどの

対応を検討した方が

良いように感じられました。

 

遥拝所といっても

大それたものではなく

縁側に簡易的祭壇を用意して

堂内の観音堂に

お手合わせいただけるように

工夫すれば十分と思いますので

色々と検討してみたいと思います。

 

早くもストーブ仕様

ここ2〜3日の

急激な冷え込みにより

本堂にストーブを出しました。

 

まだ出す予定ではなかったのですが

先日本堂にて葬儀があった際

ストーブを出した方が良い

ということになり

葬儀屋さんに手伝っていただき

急いで運び込んでいただきました。

 

ぼちぼち

新しいブルーヒーターを

注文するつもりでいたのですが

急遽必要となったため

旧本堂で使用していたものを

設置いたしましたが

今の所

対応出来ているように思います。

 

ただ真冬の零下において

広い新本堂が

いか程の寒さになるのか

実際に冬を迎えてみないと

分からない部分がありますが

十分に防寒対策出来るよう

環境を整えておきたいと思います。

 

伝統芸能の時間をご一緒しませんか?

ご縁がありまして

「チーム邦楽の時間」の

皆様が当山本堂にて

伝統芸能の響きを

奏でて下さる時間を

企画して下さいました。

 

落語、長唄、かっぽれ

更には昨年クラウドファンディングで

刊行した絵本『龍になったおしょうさま』

の一部朗読もご披露下さいます。

 

ご都合のよろしい方は

ぜひご一緒下さいませ。

 

伝統芸能の時間

開催日 令和4年11月19日(土)

1回目 11時〜

2回目 14時〜

チケット代 2000円(事前申込み制)

お問い合わせ先

①大地さん 090-4476-4639

②長谷部さん 090-1066-8586

※お申し込みの際、1回目か2回目いずれの公演をご希望かお伝え下さい。

※当山でもチケットを預かっておりますので、当山にお問い合わせいただいても構いません。

 

皆さんのご参加

心よりお待ちしております。

 

終活カフェでは合葬墓についても触れたいと思います

午前中の法事を終え

夕方からの有縁の方の通夜まで

少し時間があったので

昨日よりもライトに

引越作業をしていると

合葬墓の様子を

見学に来られていた

顔見知りの方と

バッタリお会いしました。

 

お話をお伺いすると

今度開催する

終活カフェのお問い合わせを兼ねて

合葬墓がどのような状態か

見学に来られたそうです。

 

合葬墓を本格的に使用いただくにあたり

ご使用を予定されている方に

色々とお聞きしたいことがあったので

ついでながら

相談させていただいて

いくつか確認させていただくことも出来

本当にちょうどよいタイミングで

お会いすることが出来たと感じています。

 

10月13日(木)午後1時から

終活カフェを開催します。

 

テーマは「お墓」です。

 

終活カフェでは

合葬墓の使用についても

お伝えしたいと思います。

 

本年春よりも

具体的な形になりましたので

ご使用をご予定の方は

おいでいただけると

イメージが具体的になるかと思います。

 

終活カフェを通じて

これからのご供養について

何かしら考えるきっかけや

ヒントを得ていただければ幸いです。

 

どなた様でも

ご参加いただけますので

ご興味をお持ちの方は

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

▼終活カフェのご案内はコチラ

秋の終活カフェのご案内

 

 

▼建設中の合葬墓

ダンボールをひたすら運ぶ

一気に冷え込んだ八戸。

 

本日ご予定のご法事が

前倒しで行われたことで

出来た時間を

有効に使おうと思い

引越作業に精を出しました。

 

この気温であれば

力仕事をしても

あまり汗をかかなくて済むと思い

倉庫に保管していた

大量の書籍類をひたすらに

本堂の書庫に搬入しました。

 

旧本堂解体の際

将来のことを考えて

大胆な整理が必要と思われたので

思い切って百数十箱分の

書籍を古書店などに

引き取っていただきました。

 

新本堂の書庫スペースは

以前よりも大分小さいため

可動式の書棚にしていただきました。

 

書籍がいっぱいに納められた

ダンボールを倉庫から本堂へ

運ぶこと6時間で

何と57往復…

 

ダンボールを解いて

中身を確認して

書棚各所にとりあえず置いて

ダンボールをたたんで

また倉庫へ行って

ギックリ腰にならないよう

注意してダンボールを持ち上げて

えっちらおっちらと

本堂を目指して

という作業に没頭しました。

 

外が暗くなった頃に

ちょうど作業が終わりました。

 

夕食を早めに済ませ

寺務室で

法事や葬儀の準備で

塔婆や位牌をしたためようと

筆を手に取ると

プルプルと震えが。

 

間違いなく

引越作業の影響で

筆運びが思わしくなかったので

早朝に準備をすることにしました。

 

涼しいことを良いことに

引越作業を

ちょっと頑張りすぎたかもしれません。

 

また全身バキバキです。

 

明日から4日間は

法務が立て込んでいるので

ほどほどにしておけば

良かったと若干反省しています。

 

ということで

入浴して休みます。

 

みなさま

本日もお疲れさまでした。

 

久しぶりの論語勉強会

ご縁があり

ここ数年

当山を会場に

有志の皆様で

論語勉強会を開催しております。

 

月1回の開催でしたが

ウイルス感染状況を鑑みて

本日は6月以来

4ヶ月ぶりの開催でした。

 

ご一緒の皆様は

様々な業種の方でして

皆様のお話そのものも

大変勉強になると

いつも感じております。

 

日常の日々を離れて

古典の響きに

耳を傾ける時間は

なかなか良いものです。

 

本日耳にした章句の中で

リズムとテンポが心地よく

感じられたものを

ひとつ紹介いたします。

 

子曰わく

知者(ちしゃ)は惑(まど)わず

仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず

勇者(ゆうしゃ)は慴(おそ)れず

【子罕第九ー30】

 

孔子が理想とする人物である

君子(くんし)に

知・仁・勇の三要素は

必要不可欠なものだそうです。

 

学び得たものにより

物事を見渡すことが出来れば

適切な判断が出来る。

 

泰然自若と

物事にあるがままに

向き合うことが出来れば

過剰に憂いるようなことがない。

 

尊い意志と行動力があれば

迷うことなく

なすべきことに

取り組むことが出来る。

 

惑(まど)い、憂(うれ)い、慴(おそ)れ

は誰もが抱きうる心のあり方です。

 

それらと

いかに向き合い

乗り越えていくかを

考える手がかりとして

孔子が弟子達へ諭した

一章句といえると思います。

 

参考までに

仏道的な捉え方の一例として

惑い、憂い、慴れ

は因縁や因果により

私達自心が生み出していると

いうことが出来ます。

 

論語の「智慧」

仏道の「智慧」

様々な「智慧」に触れることは

それぞれの特徴と

それぞれの歴史的背景にも

触れることにつながるので

とても有意義だと感じます。

 

素晴らしい記念誌になりそうです

本堂建設にあたり

ご協力いただいた有縁の皆様へ

記念品としてお渡しする

記念誌の作成に

取り組んでまいりましたが

何とか最終決定稿に至り

入稿することが出来ました。

 

制作は

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』を

手掛けさせていただいた

チーム「かたり部(ぶ)」で

取り組ませていただきました。

 

便壇灌頂(びんだんかんじょう)や

法務(葬儀や法事や祈祷)や

彼岸や引っ越しと

バタバタしている中で

10月上旬がタイムリミットという

かなり限られた時間内での

制作作業でしたが

頼もしい仲間に支えられ

入稿することが出来ました。

 

本堂落慶という

歴史的節目の記念誌として

お喜びいただけるものが

出来たのではないかと思います。

 

この度の

本堂建替事業は

当山に祀られる

仏像や仏具の由緒を再確認する

機会であると同時に

当山が所蔵する

棟札(むなふだ)や版木(はんぎ)

古次第を含む古文書などを

総整理することが出来た

尊い機会でもありました。

 

これらのことは

大変大きな意義あることでして

ある意味“歴史的大発見”になったことや

巷で伝えられてきた

いわば“定説”が

書き換えられるような

確認がなされたりですとか

誤って流布されている情報が

やはり誤植であることの

裏付けとなることの

確認がなされたりですとか

とにかく意味ある機会となりました。

 

そういったことも踏まえて

記念誌が作成されており

過去帳も含めた当山所蔵の諸史料の

内容を反映した形で

大まかな由緒の紹介にも

触れられておりますので

有縁の皆様には

当山・当地とのご縁を

一層お深めいただけるものと

期待しております。

 

有縁の皆様

ご寄進下さった皆様には

12月の落慶式の際に

お渡しいたしますので

もうしばらくお待ち下さい。

 

記念誌のお渡しに関してですが

原則として

当山にてお受け取りいただきたく存じます。

 

県外など遠方にお住まいの方には

郵送にてお届けしますが

圧倒的に市内近辺に

お住まいの方が多いため

原則としては

落慶式にてお受け取りか

落慶式以後に当山にて

お受け取りとさせて

いただきたいと考えております。

 

新たな本堂を

実際にご覧いただきたいという

思いもありますし

追加工事などが発生して

予算的に厳しい部分もあるという

会計的な理由も

少なからずございます。

 

11月中頃に

12月11日の本葬・晋山式のご案内と

12月12日の本堂落慶式のご案内を

有縁の皆様にお届けいたしますが

その際に返信ハガキを同封いたします。

 

返信ハガキには

両日の行事への出欠と

住所・氏名をお書きいただき

ご返信いただきたく存じます。

 

ご案内にも記載しますが

遠方にお住まいの方で

記念誌の郵送をご希望の場合は

その返信ハガキの余白に

その旨を

ご記入いただこうと考えております。

 

ちなみにですが

記念誌の作成を終え

これから

本葬・晋山式と本堂落慶式の

ご案内などの諸書類の

作成に取り掛かります。

 

これまで

述べさせていただいたことを

体裁を整えつつ

文字にしていく所です。

 

それと同時並行で

各日の当日用の

パンフレットの作成も

そろそろ取り掛かりたいと

考えております。

 

頑張ります!

 

なお

本記念誌は

本堂落慶記念として

ご協力下さった有縁の皆様へ

贈呈されるものゆえ

一般頒布の予定はございませんので

ご了承願います。

 

 

勧募浄財は引き続き受付中です

本堂建替事業では

多くの方のご協力のおかげで

目標としていた

本堂の建設が遂げられましたが

勧募金の受付を継続しておりますので

ご協力の程

よろしくお願い申し上げます。

 

勧募浄財ご納入口座(JAバンク)

八戸農協 上長(カミナガ)支店

口座番号 0024185

口座名 普賢院本堂建設委員会(フゲンインホンドウケンセツイインカイ)

 

檀信徒の方以外で

ご納入いただける方は

帳簿管理の都合上

お名前やご住所など

お伺いしたいので

fugenin643@gmail.com

にメールでご連絡願います。

秋の朝と外構工事の様子をお伝えする動画をアップしました

秋の朝日が昇る様子や

外構工事の様子をお伝えするべく

動画を用意したので

ぜひご覧ください。

 

本堂の使用を開始して

3週間となります。

 

使用する中で

“型”のようなものが

少しずつ見えてきました。

 

本堂の方は

大分整ってきたので

仮本堂として使用していた

会館の後片付けに

取り掛かっております。

 

倉庫から本堂に

物を搬入したことで

出来たスペースに

今度は会館から倉庫へ

保管するものを

運び込んでおります。

 

週末はお弟子さんが

いらっしゃるのですが

平日は人手がなく

住職ひとりで

掃除も後片付けも

行わなければならないので

限られた時間を

無駄にしないよう

何とかやりくりしております。

 

本堂に会館に位牌堂に境内にと

結構な広さがあるため

掃除やお手入れの方法を

工夫したいと思います。

 

御影や御宝号の事業などへの無断使用の懸念

当山に祀られる尊格(神仏)の

お姿の画像であったり名称を

当山以外の事業等において

事前の詳細な確認であったり

実物を拝見したうえの許可なく

使用することは

いかがなものかと懸念しています。

 

仏道にも神道にも

神仏と向き合う際だけでなく

神仏について

お伝えする際や

お姿や宝号(神仏等の名称)を

用いさせていただく際は

一種の“マナー”があります。

 

そういったことを

お伝えしたり

ご相談に対応するのも

神仏に携わる者の

大切な役目といえます。

 

具体的なことは述べませんが

当山がお守りする観音様に

関連することで

とても失礼と感じられる形で

とある事業に

写真や名称が用いられたケースが

本年見られました。

 

それだけでなく

その事業概要を説明するにあたり

当地域の抱える「難題」として

当山が何年もかけて

取り組んでまいりました

本堂建替事業にも言及があり

「地域の方に高額な寄付金の負担が

余儀なく決定された」という

経緯を全く無視した形で

紹介されていたようで

とても残念に感じています。

 

携わっていらっしゃる方々は

一生懸命に

取り組まれていたでしょうし

全く悪気はなかったと

確信していたため

申し立てはいたしませんが

将来のことも考え

当ブログに

拙稿をしたためさせて下さい。

 

先に結論からいいますが

尊格のお姿であったり宝号などを

使用される際は

かなり慎重に事を運ぶべきです。

 

そのことについて

観音様を取り上げさせていただき

記させていただきます。

 

当山の観音堂に

祀られる秘仏の聖観音様は

七崎観音(ならさきかんのん)と

通称されます。

 

当山の観音堂は

七崎観音を主尊とするので

七崎観音堂(ならさきかんのんどう)

とも称します。

 

七崎観音堂は

明治時代まで

「奥の院」形式で

現在七崎神社のある場所に

お堂を構えており

徳楽寺(とくらくじ)の寺号が

用いられていたことが確認され

当山は七崎観音別當を

現在に至るまで担ってまいりました。

 

明治の神仏分離への対応により

旧七崎観音堂のあった境内地を切り離し

旧観音堂等は廃止され

七崎神社に改められ

イザナミノミコトが

御祭神として祀られております。

 

現在の七崎神社は

イザナミノミコトが

祀られる“聖なるお山”なのであって

七崎観音のお山ではないのです。

 

なので

七崎神社の歴史を述べるなかで

観音様について触れるのは

とても自然に思いますが

祈りの面においては

主祭神がイザナミノミコトである以上

イザナミノミコトにまつわることを

尊んでお伝えすることに注力し

ご縁を深める契機とすることが

いわゆる御神徳に

つながると思うのです。

 

地域のシンボルでもある

大杉は「ほこ杉」と通称されます。

 

一説に3本の大杉は

北斗七星になぞらえて

当山の開基開山上人である

行海(ぎょうかい)大和尚が

お手植えされたと伝えられます。

 

当山に残る

史料などの内容を踏まえるに

明治以後の神仏分離への対応を

当地では“丁寧に”

なされている感があります。

 

言葉で表現するのが難しいのですが

神仏への敬意が払われた(と思われる)

形で「神」と「仏」の

「分離」に取り組まれ

実施されたように

感じられます。

 

「ほこ杉」の「ほこ」は

“国生み神話”の天之瓊矛(あめのぬぼこ)が

明らかに意識されており

この聖なる矛(ほこ)は

イザナギノミコトとイザナミノミコトによる

重要な神話の一シーンを

強く連想させるものです。

 

記紀神話は

昭和のある時期までは

現在とは比べ物にならない程

身近なものだったので

「ほこ杉」という尊い名が託された

天をつくような巨大な杉を

目にした方は

イザナミノミコトが祀られる

静寂な七崎神社の境内に

記紀神話の情景を思い重ね

切に祈りを捧げられたものと

推測いたします。

 

七崎神社は

観音堂であった時代が

圧倒的に長いのですが

観音様は遷座(せんざ)されて以後は

イザナミノミコトが

御祭神として祀られています。

 

「祀る」というのは

非常に重い意味があるものです。

 

祀るためには

浄地(じょうち)や開眼(かいげん)ほか

様々なお作法が必要で

そのひとつひとつには

意味が込められています。

 

当山には

様々な尊格が祀られますが

それは展示物として

設置されているという意味ではなく

尊い仏様や神様として

畏れ敬って

各祭壇にご安置させて

いただいているわけです。

 

お祀りして

お守りすることは

容易なことではありません。

 

日々の祈りをお捧げするだけでなく

諸作法を施させていただいたり

行事などを厳修させていただいたり

ということが代々継承され

現在に至っております。

 

難しい時代の中にあっても

代々の先師方が

懇切丁寧にお守りされてきた諸尊ゆえ

現住職である拙僧泰峻もまた

覚悟をもって

事に当たらせていただいているつもりです。

 

七崎観音についても

現七崎観音別當として

先師方の志を受けつぎ

覚悟をもって

お守りしてまいる所存でおります。

 

そういう立場の拙僧からしますと

歴史的経緯も踏まえて

不自然に感じられることや

失礼に感じられることが

あったわけです。

 

少し想像してみて下さい。

 

ご自身や

ご自身のご家族

ご自身の大切な方や

大切な趣味に関わる写真が

破り捨てられたり

グシャグシャに丸め捨てられたら

どう感じられるでしょうか?

 

紙資料であれば

写真に比して

廃棄される場合が

圧倒的に多くなります。

 

七崎観音の御影(お姿)が

掲載された

とある紙の文書が

広く配布されたのですが

それを目にした時

とても驚きましたし

正直とても残念に思いました。

 

繰り返しますが

その文書を作成された方も

その事業に携わっていらした方も

とても一生懸命に

取り組まれていらっしゃいましたし

拙僧泰峻個人としても

信頼を寄せる方々です。

 

ただ

神仏に関わる事柄に

向き合う場合は

神仏に関わる領域において

配慮すべきことがあると

強く感じたため

本日は拙稿をしたためることにいたしました。