研鑽の夏

本年は

7月から9月上旬にかけ

精進に励ませていただく

機会がいつくかあります。

 

中でも一番大きなものは

便壇灌頂(びんだんかんじょう)

という阿闍梨(あじゃり)の位に

登らせていただく儀式です。

 

便壇灌頂の臨むにあたり

事前に習礼(しゅらい)という

伝授・講義がありまして

今月21日に

新潟県のお寺で

受けてまいります。

 

便壇灌頂という儀式は

8月31日から2日にかけて

行われます。

 

つきましては

7月20日〜21日と

8月30日〜9月3日の期間

拙僧泰峻は普賢院を

留守にさせていただきます。

 

便壇灌頂の件以外でも

今年の夏は

いくつか挑戦したいことがあるので

積極的に取り組んでみたいと思います。

 

勿論やるべきことを

しっかりやった上でのことですが

実り多い夏にしたいと思います。

 

完成間近の本堂の様子をお伝えする動画を用意しました

今月中に完成する

本堂本体の様子を

お伝えする動画を用意したので

ご覧いただけると幸いです。

 

最近

ドローンでの外部撮影をしていませんが

これには法的な理由があります。

 

令和4年6月20日以降

無人航空機を飛行させる場合

機体登録が義務化されました。

 

登録作業は

国交省のHPにて

オンラインで行えるのですが

登録についての詳細を確認した際

以前使用していたドローンですと

リモートIDという機能が

不備であることが発覚しました。

 

リモートIDというものが

備わっていないものは

屋外を飛ばせないことになったため

条件を満たす機体を

改めて準備して

登録手続きを行いました。

 

この制度変更については

何ヶ月も前から

アナウンスされていたのですが

詳細を把握したのは

つい最近です。

 

機体登録は終えたので

登録許可が下りて

申請料を納めれば

手続き完了となります。

 

この件については

色々と無知な部分があったので

手探りだったのですが

これで心置きなく

新たな本堂や境内の様子の

記録をとることが出来そうです。

 

梅雨らしく

猛暑が続いた後の

梅雨らしい日々。

 

本日も細やかな雨でしたが

とても過ごしやすい1日でした。

 

本堂内部では

本日から7月14日まで

床塗装が行われるため

約一週間程は

立入禁止となるようです。

 

本堂正面入口の階段下の

石をはるための基礎と

石造物設置のための基礎が

完成しました。

 

石造物というのは

子安地蔵と

北沼観音(きたぬまかんのん)の

石殿と灯籠を指します。

 

これらの石造物の設置場所は

結構悩まされたのですが

結果的に良い場所に

落ち着いたと感じています。

 

木戸が入れられました

本堂正面に立派な木戸が入れられました。

 

この木戸の材質は青森ヒバで

制作は五戸木工さんが

担当して下さいました。

 

また一段と

雰囲気が厳かになったと感じます。

 

木戸の設置の際

五戸木工の社長である

中野久男さんと

須弥壇などの搬入時期について

お話したのですが

8月20日か27日に

搬入を行う予定となりました。

 

また

秋田の職人方に

修繕していただいている仏像の

搬入についても

壺中堂さんに相談したところ

9月6日の午前中に行う予定となりました。

 

引っ越しの段取りも

徐々に固まってきたので

予定通りに滞りなく

作業を進めたいと思います。

 

合葬墓の運用方針も大まかに決まってきました

先日の総代会で

合葬墓の運用についても

検討させていただきました。

 

合葬墓や永代供養は

時代的に向き合うべき事柄で

今後ますます重要性が

増してくるものとなるのは

間違いありません。

 

それだけに

どのように

これまでの供養法式と

調和させられるのかであったり

そもそものご供養の意義を

きちんと伝えられたり

触れられるような形として

落とし込むことが出来るかを

熟考しなければならないと

かねてより感じておりました。

 

そのような思いも

正直に会議で述べさせていただきまして

総代の皆様のお智慧も借りながら

どのように合葬墓を運用するかについて

大まかな方針を

たてることが出来ました。

 

今後さらに検討と修正を

重ねながらにはなるのですが

現時点での方針の概要を

画像資料として作ってみましたので

お目通しいただけると幸いです。

 

あくまでも

大まかな資料であることは

年を押させていただきます。

 

また

本日の記事とあわせて

以前まとめた記事等(URLを添付しておきます)も

ご参照いただけると

当山の現在における仕組みも

大まかにお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 

 

【参考記事】「寺檀関係と合葬墓について」

普賢院の寺檀関係と合葬墓について

 

【参考記事】「様々なご縁のカタチについて」

様々なご縁のカタチについて

 

【参考動画】

お盆明けから9月上旬に引っ越し作業を行います

今月中旬までに

決定・検討しなければならないことや

手配しなければならないことが

沢山あるのですが

とても有意義なことばかりに思え

ありがたく感じております。

 

さて

昨日のブログで

12/11・12に行われる

大きな行事について

記させていただきました。

本葬・晋山式と落慶式の現時点における備忘録とメモ

 

行事の運営についての方針が

決まったことは

とても大きなことと思います。

 

おかげさまで

今のうちから迷うことなく

準備をゴリゴリ

進めることが出来るようになりました。

 

新しい本堂への引っ越しの

日程や段取りについても

はっきりとしてまいりました。

 

お盆明けから

須弥壇、密壇、護摩壇といった仏具や

堂内へ掲げる額などの設置を行い

9月5日以降に

仏像の搬入を行う予定となりました。

 

そして

9月11日(大安)に

遷座式(せんざしき)という

儀式を行わせていただいて

翌日以降より新本堂の使用を

開始出来ればと考えております。

 

 

 

【行事ロゴの色合いを変えてみました】

▼本葬・晋山式の行事ロゴ

 

▼落慶式の行事ロゴ

 

▼旧バージョンはコチラです

本葬・晋山式と落慶式の現時点における備忘録とメモ

本年12月に行われる

本葬・晋山式(しんざんしき)と

本堂落慶式(らっけいしき)について

お手伝いいただく

山村総本店と

打ち合わせを行いました。

 

先日の会議で決定したことを踏まえ

予算の見直しであったり

会場の準備について

現時点で出来うる限りの

確認作業が出来たように思います。

 

近々役員の皆様に

お届けする資料の中に

諸行事のスケジュールや

方針についての概要を

添付したい考えもあり

山村さんにご足労いただいたのですが

おかげさまで

イメージが一層具体的になりました。

 

現時点において

決まっていることをもとに

本葬・晋山式と落慶式について

備忘録とメモを兼ねて

記させていただきます。

 

  • 檀信徒の皆様には、11月中頃に諸儀式のご案内をお届けします。
  • 本葬・晋山式(12/11)と本堂落慶式(12/12)への出欠について、返信ハガキでお伺いさせていただきます。会場準備、記念品の関係もあるので、欠席の場合も、ご返信をお願いいたします。
  • 本葬・晋山式の香奠・祝儀、本堂落慶式の祝儀をお入れいただく袋を一枚ずつ計2枚、ご案内に同封いたしますので、そちらをお使いいただければと思います。
  • 本葬・晋山式の香奠・祝儀、本堂落慶式の祝儀の金額につきまして、目安があった方が、おいでいただく方も参加しやすいだろうとのことで、いずれの儀式も「5000円以上」でご案内・お願いさせていただくことが総代会で決定されました。
  • 本葬・晋山式のネクタイについてですが、本葬は弔事なので黒ネクタイとなります。本葬に引き続き行われる晋山式は祝事なので、黒ネクタイを外していただき、そのままノーネクタイでご参列いただくことにしたいと思います。
  • 記念品として、記念誌をお渡しします。記念誌は12/12落慶式の受付にて、お渡しします。当日欠席される方への記念品のお届け方法ですが、出欠ハガキに「お寺で受け取り」「郵送を希望」のようなチェック項目も設けようかと思案しています。

 

本葬・晋山式も落慶式も

20名もの御寺院様方に

お手伝いいただいて厳修されます。

 

当山において

このような規模の法要は

滅多に行われることはありません。

 

歴史的節目ゆえの

貴重な機会でもありますので

有縁の皆様には

是非おいでいただきたいと思いますし

お力添えの程を

切にお願い申し上げる次第です。

 

記念誌の打ち合わせ

本堂落慶の記念品として

記念誌を作ることになり

本日は打ち合わせを行いました。

 

制作は

昨年クラウドファンディングで

絵本『龍になったおしょうさま』

を刊行した

チーム「かたり部(ぶ)」で

手がけることにいたしました。

 

体裁ですとか

方針ですとか

予算についてですとか

色々と確認をいたしました。

 

体裁ですが

昨年刊行した絵本と同様に

ハードカバーの表紙で

50ページ程のカラー冊子に

したいと考えております。

 

12月冒頭が納品になるように

制作スケジュールを組んでみると

日程的にタイトではありますが

良いものになるように

注力させていただきます。

 

記念誌は

本堂建替事業に

ご協力下さった皆様に

感謝の心を込めて

お渡ししたいと思います。

 

ジリジリむしむし

八戸では何もしなくても

汗が吹き出てくるような日が

続いております。

 

法事のお勤めを終えると

白衣や襦袢は

汗でびっしょり状態。

 

拙僧泰峻は

必要最低限の白衣等しか

持っていないため

法務を終えると

すぐに洗濯機を稼働しています。

 

法事にご参列の方に

新しい本堂に

エアコンはつきますかという

ご質問をいただきました。

 

新しい本堂の

一部の部屋にはエアコンがつきますが

一番大きな空間である

外陣(げんじん)には

エアコンがつきません。

 

予算的な問題や

今後のメンテナンスを考慮して

エアコンをつけないことにしました。

 

あまりに暑いときは

会館でお勤めをするなど

臨機応変に対応する考えでおりまして

そのことをお伝えすると

暑くても本堂でやった方が

ありがたみが違うとのご意見が。

 

確かにその通りだなと感じます。

 

せっかく本堂が完成するわけですし

有縁の皆様の法務は

やはり本堂で行うのが

一番であるのは間違いありません。

 

エアコンのある部屋で

エアコンを稼働させて

その部屋の冷気を

扇風機で外陣に送ったりですとか

工夫を十分に凝らすなどの

暑さ対策を行いつつ

夏場と向き合っていきたいと思います。