先代住職の四十九日法要をお勤めしました

早いものでもうすぐ

先代住職・泰永僧正の四十九日です。

 

本日は

ごく近い親族に集まっていただき

法事を行いました。

 

先代住職の四十九日とあわせ

普賢院歴代先師供養と

ほかの回忌供養も行いました。

 

回忌供養というのは

生きている者にとって

大切な節目でもあるので

当山ではとても大切にしております。

 

来年は

先代の1周忌となるわけですが

先々代の33回忌と

先々代妻の7回忌

先々代妻の姉の17回忌

にも重なるので

あわせた形で

法事を行いたいと考えております。

 

秋晴れのもと

親族で祈りを捧げることが出来

心が洗われたように感じます。

 

先代住職は

歴代住職の中でおそらく

最も奉納物が多い住職でした。

 

その奉納物の中には

自身で描いた曼荼羅や仏画であったり

自身で塗装した仏具であったり

自身で掘り上げた扁額など

自ら手がけたものも多くあります。

 

その中で

真言八祖像(しんごんはっそぞう)

という八人の僧侶を

描いた仏画があります。

 

これは

平成4年(1992)に先代住職が描いて

額装したもので

旧本堂内陣に掲げられ

祀られておりました。

 

八祖像というのは

とても大切なものです。

 

新本堂では

新たに仕立てていただいた

八祖像を内陣に掲げるため

先代住職の描いた

八祖像を位牌堂に

掲げようという話を先代住職と

随分前からしておりました。

 

49日忌を迎えるに当たり

供養のひとつの形として

本日位牌堂中央の祭壇部分上部に

その八祖像を

五戸木工さんに

掲げていただきました。

 

おかげさまで

とても厳かな雰囲気と

なったように思います。

 

 

▼先代住職が描いた八祖像

 

▼位牌堂中央のスペースに

先代住職の描いた八祖像を

掲げました。