数珠回しを復活します

令和6年3月20日の

午後1時から行われる

春彼岸中日法要では

久しぶりに数珠回しを行います。

 

コロナ禍以降

全く行っていなかった数珠回し。

 

数珠回しとは

ご参列の方に

念仏をお唱えいただきながら

大きな数珠を回していただく

祈りのお作法です。

 

念仏というと

浄土宗や浄土真宗の

作法であると

思われる方が多いと思いますが

宗派の枠に収斂されるものではなく

かつては広く行われ

共有されていたものです。

 

数珠回しは

地域における供養習俗の

意味合いも強いものであり

ひと昔前までは

通夜の読経後に

よく行われていました。

 

しかし

最近では通夜で行うことは稀で

お寺の行事でしか行っていませんでした。

 

そのような

状況だったうえに

コロナ禍になったため

お寺の行事でも

数珠回しを行わなくなり

今では全く行う機会がなくなりました。

 

祈りの伝統でもあるので

せめてお寺の行事では

数珠回しを行った方が良いと思いまして

今度の中日法要では

久しぶりに数珠回しを

行いたいと思います。

 

現在の本堂で数珠回しを

行うのは初めてなので

どのように行うかは検討中です。

 

数珠回しは

ある程度人数がいないと出来ないので

ご都合よろしい方は

ご一緒いただけると幸いです。