八戸市の一番町にございます
ケア・ステーション
浄心館(じょうしんかん)で開催された
川崎葉子(かわさき ようこ)先生の
講演会「時間の上手な使い方」に
お招き頂き出席させて頂きました。
川崎先生は昨年当山を会場に開催された
子ども論語塾で講師を
お勤め下さった先生です。
川崎先生は全国各地で
論語塾を開催されていらっしゃいます。
それ以外にも
実に沢山の活動をされていらっしゃり
震災復興の活動もされていらっしゃいます。
川崎先生は常に
人の「心」を見つめ続けて
いらっしゃるように思います。
素敵なご講演の随所に
熱いおもいと信念が感じられました。
学ばせて頂いた
「時間の使い方」は
しっかりと実践させて頂き
自身の励みに活用したいと思います。
昨年開催しました
子ども論語塾は
本年も4月より全5回の予定で
開催して頂けるとのことですので
詳細は改めてお知らせさせて頂きます。
素読することで
論語の響きに触れ
論語のこころに触れる子ども論語塾。
本年も楽しみです。
さて
当山では本堂を文化8年(1811)以来
200余年振りに建替いたしますが
その歴史的な大事業にあたり
所蔵の文書等の整理にも
取り組んでおります。
確認出来た所では
当山には『朱熹集註序説』
(しゅきしゅうちゅうじょせつ)
(以下、『朱熹集註』)
という古本があります。
論語と孟子
2冊の『朱熹集註』の所蔵を
確認しております。
朱熹(しゅき)とは
朱子(しゅし)のことで
江戸時代の官学である朱子学を
大成した南宋の学者です。
当山所蔵の『朱熹集註』は
それ程古いものとは
思われませんが
仏道に励む僧侶も
広く学ぶべきことが
江戸時代には法度に定められており
論語を始めとする儒学についても
学んでいたようです。
子ども論語塾を良いご縁として
拙僧(副住職)もわずかながら
論語に触れさせて頂けることは
実にありがたいことと
感謝しております。
また
子ども論語塾をきっかけに
結ばせて頂いた沢山のご縁にも
心より感謝しております。
拙僧(副住職)は
論語については“ド素人”ですが
古典中の古典である論語に
耳を傾けさせて頂く中で
多くを深めさせて頂ければと思います。
▼川崎葉子氏プロフィール
http://kawasakiyoko.jp/profile
▼浄心館HP
▼子ども論語塾の様子(H30/7/8)
https://fugenin643.com/blog/吾が身を三省す/