頼もしくありがたいご縁

少し前に旭川で開催された

仏青全国結集(けつじゅう)という行事で

拙僧(副住職)と同じく

現代研究所研究員を務められている

伊藤聖健師(旭川・大聖寺住職)に

ご紹介頂いた

壺中堂(こちゅうどう)の稲葉有美さんが

はるばる埼玉の川越より

当山においで下さいました。

 

壺中堂では

古文書解読や仏具仏像修理・制作など

幅広く行われております。

 

現在推進している本堂建替事業では

傷んでいる仏像や仏具の修理も行います。

 

古いものが多いので

全てを手掛けるわけにはいきませんが

この機会に必要と思われる修繕は

行いたいと考えております。

 

稲葉さんには

主に享保期の棟札解読の相談と

“龜峰(きほう)扁額(へんがく)”

“鶴洲(かくしゅう)扁額(へんがく)”

と個人的に呼んでいる

2つの扁額の修復の相談と

仁王像修繕の相談をさせて頂きました。

 

これらはいずれも

由緒あるものなので

本堂建替のこの機会に

解読と修理修繕を行うべきと

以前より考えていたのですが

どこにどのようにお願いすべきか

悩んでいた所での

稲葉さんとのご縁だったので

正直安心しております。