昨年から
制作して頂いている
十一面観音。
本山の長谷寺(奈良県桜井市)と
同形式で作仏を
進めて頂いております。
制作を担って頂いているのは
弘前市の仏師・小堀寛治さんです。
当山は
現在の本尊は愛染明王ですが
もともとは十一面観音だったとの
いわれがあります。
一説には
坂上田村麻呂が
十一面観音を祀った
という伝説も残ります。
現在作仏を進めて頂いている
十一面観音と
脇侍(わきじ)の
難陀竜王(なんだりゅうおう)と
雨宝童子(うほうどうじ)が
大分出来てきた様子です。
柔和な出で立ちに
あふれんばかりの
慈悲を感じました。