吾作の話

3/8青森市の法務総合庁舎にて

開催された保護司の研修会へ

行ってまいりました。

 

3/1の研修に続き

初任保護司の

2回目の研修会です。

 

更生保護の歴史を紐解けば

そこには悲しくも

教訓に満ちた物語がありました。

 

多くの過ちを犯した

吾作(ごさく)という男性は

刑務所でも“問題児”だったそうです。

 

吾作は川村矯一郎という人物の

熱心な訓戒により

改心するに至ります。

 

吾作は刑務所を出ますが

帰ろうとしても

帰る所がありませんでした。

 

帰ろうとしても

受け入れてもらえませんでした。

 

改心して

世の中に迷惑をかけないことを

固く誓った吾作は

世の中に迷惑をかけないために

自ら命を落としました。

 

この件が契機となり

更生保護施設などが

設けられるようになり

更生保護の対象となる方の

帰ることの出来る場所が

確保されるようになったそうです。

 

吾作の話は

更生保護のみならず

深く考えさせられるものです。

 

▼法務省:更生保護の歴史

http://www.moj.go.jp/hogo1/soumu/hogo_hogo02.html

s-flower2551