令和3年の春彼岸中日が終わりました

春彼岸中日であった本日。

 

いきなりの余談ですが

本日は長女の卒園式でもありました。

 

拙僧(副住職)は

行くことが叶いませんでした。

 

思い返すと

この一年は

長男長女の学校行事や

幼稚園の行事には

一度も行けませんでした。

 

土日や祝日に

学校や幼稚園の行事があたるため

法事をはじめとする法務と

ほぼほぼ重なるので

仕方ないことではありますが

昨今の潮流を踏まえ

せめてオンラインで

参加させていただけないものかと

思ったりもしております。

 

話を本題に戻しまして

本日は寒さはあったものの

穏やかな春彼岸中日だったと

感じております。

 

仮本堂で迎える

初めての彼岸だったので

当山のみならず

参拝される方も

“手探り状態”だったように

見受けられました。

 

改善の余地“大アリ”

だったようにも思うので

お盆の時には

今回以上にお参りいただきやすい

環境づくりに注力したいと思います。

 

立木伐採工事が行われてから

当山にお運びの方が

大部分だったこともあり

境内の変わり様を

直に目の当たりにして

驚かれていた方が

多かったように感じます。

 

ブログなどでも

境内の様子をお伝えしていたので

状況を把握されている方が

多かったのですが

生の光景は

想像以上にインパクトが

大きかった様です。

 

新本堂の完成を楽しみに

されているというお声も

多くお寄せいただきました。

 

多くのご期待に

お応えしたいという思いを

これまで以上に

強く抱かせられました。

 

お年の関係であったり

病状の関係もあり

「生きているうちに

新本堂を見たい」という

切実なお声もありました。

 

言葉で述べるのが難しいのですが

新本堂が完成する

来年秋までの期間が

命の瀬戸際と重なっての

お声に込められた

様々な思いが

そこにはあったと感じています。

 

本堂建替という

歴史的節目に加え

世界的ウイルス蔓延という

状況が重なり

「これまで通り」ではない形で

迎えられた春彼岸でした。

 

大きな変化があったのですが

滞りなく

「本質」が守られた形で

無事に春彼岸の大きな行事を

終えることが出来たように思います。

 

今回も

沢山の方にお手伝いいただくことが叶い

行き届いた準備と片付けを

行うことが出来ました。

 

お手伝いいただいた皆様に

感謝申し上げます。