境内の梅の花が
開き始めています。
八戸では
桜も咲き始めました。
いかなる状況であっても
春は必ずやって来ます。
これまで
“当たり前”のように
行なっていたことの多くに
制限がかけられている昨今。
それゆえ
いかに“当たり前”のように
多くのことを行うことが
尊いことであったのかを
痛感させられます。
気づかされた
多くのことは
大切なことばかりです。
たえるべき時は
たえなければならないという
教えを忍辱(にんにく)といいます。
これは六波羅蜜(ろくはらみつ)という
仏道における
大切な6つの“心がけ”の1つで
花は忍辱の象徴とされます。
たえるべき時にたえたその先に
それぞれの花が必ず咲くということです。
境内の花々が
忍辱の教えを
諭してくれているように感じています。