盛岡駅の模型

所用があり

盛岡に行ってまいりました。

 

盛岡駅に飾られる

「曲がり家」(まがりや)という

伝統家屋の模型が目に入りました。

 

かなり精緻に作られた模型で

歴史を駅構内でそっと伝えております。

 

南部地方は

馬との関わりが深い地方で

当山の地域でも

かつては馬が

飼われていたご家庭が

多くあったそうです。

 

今では結婚式や葬式を

自宅で行うことは

少なくなってきました。

 

かつて冠婚葬祭は

自宅にて執り行われていたため

曲がり屋の間取りは

“多機能的”になっております。

 

伝統の中の「叡智」。

 

ふと目に入った伝統家屋の模型に

智慧を改めて感じさせられました。

 

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4/28想い出のランドセルギフトワークショップ

当山では4/28午後1時半より

想い出のランドセルギフトワークショップを

開催いたします。

 

4/28のワークショップは

ランドセルをお持ちでない方も

ご参加頂けます。

 

お子様だけでのご参加も

大歓迎ですので

是非ふるってご参加下さいませ。

 

情報に触れること自体が

とても大切な国際協力活動です。

 

ランドセルの回収は

4/28まで受付しておりますので

使い終えたランドセルを

お持ちの方で

当活動にご賛同頂ける方は

ご協力の程お願いいたします。

 

▼詳細はコチラ

https://fugenin643.com/blog/428ランドセルをアフガニスタンへ贈ります/

https://fugenin643.com/blog/想い出のランドセルギフトについて/

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六戸町の熊野神社

六戸町の舘野(たての)公園も

桜の名所ということで

立ち寄った際に

公園に隣接する熊野神社にも

立ち寄らせて頂きました。

 

六戸の熊野神社ですが

広い境内には

熊野社の他にも

稲荷神社

舘野神社

白龍神社

馬頭霊神社

薬師神社など

多くの社殿が並びます。

 

その中でも中心である

熊野神社の社殿と本殿は

かなり大きなものです。

 

この熊野神社には

坂上田村麻呂将軍が創建されたとの

伝説が伝えられるそうです。

 

こちらの熊野神社ですが

当山の地域と同様

かつては神仏習合であったことを

感じさせられます。

 

境内の馬頭霊神や薬師神社が

分かりやすい例かと思いますが

これらは馬頭観音や薬師如来が

本尊として祀られてた

観音堂や薬師堂だったのかもしれません。

 

 

熊野神社から

真っ直ぐに道がのびており

この場所を中心に

町が作られているようにも見えます。

 

当山の地域も

熊野系修験者との関わりが深いので

何かしらの関わりがあるのかもしれません。

 

六戸町の熊野神社は

古い時代の祈りの世界が

垣間見られる霊験あらたかな所でした。

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観桜

八戸は桜満開です。

 

青森の桜の時期は

かつてはGWと

ほぼ重なっておりましたが

最近では見頃が少し早まっております。

 

細かなことは分かりませんが

徐々に温暖化している

ということなのでしょうか。

 

ここ数日は風が強く

風に桜の花びらが運ばれる光景もまた

風情があるものです。

 

散る桜 残る桜も 散る桜。

 

この歌は

江戸期の良寛(りょうかん)という

僧侶が歌ったものです。

 

観桜(かんおう)の「観」は

深く見つめることでもあります。

 

美しき桜の光景もまた

いのち宿る桜の光景です。

 

残る桜も 散る桜。

 

それゆえに

心をひきつける美しさが

あるのだと感じます。

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静けさ中で躍動的に

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが開催されました。

 

春の強風が吹く1日でしたが

夜もとても暖かな中で

多くの方とご一緒させて頂きました。

 

午後7時からの開催でしたが

暖房を入れなくても良い程に

暖かかったので

エアコンの稼働音が響くこともなく

いつにも増して静かな空間での

ひとときとなりました。

 

体を整え

呼吸を整え

心を整え

命を整える。

 

今宵の精進の時間が

心身を心地よく

ときほぐすものとなったのであれば

よろこばしい限りです。

 

それと同時にこの時間は

利他(りた)の時間でもあります。

 

参加費の一部は

アーユス仏教国際協力ネットワーク

への寄附を通じて

国内を含む国際協力活動に

役立てられます。

 

またひとつ積み重ねられた

寺子屋ワークショップのひとときに

お運び下さった皆様

大変ありがとうございました。

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夏日和

東京へ日帰りで行ってまいりました。

 

今回は11月に奈良の

総本山 長谷寺にて開催される

御詠歌の全国大会検討委員会の

検討委員として会議に出席いたしました。

 

東京の日帰りは

大分慣れましたが

かなり暑かったということもあり

かなり疲れたように感じます。

 

東京の護国寺では

チベットフェスティバルなるものが

開催されておりましたので

会議終了後に会場に

足を運んでみました。

 

会場では

チベットの曼荼羅や

チベットの歴史パネルなどが

展示されており

大変勉強になりました。

 

また

チベット僧の方が

砂曼荼羅(すなまんだら)を

描かれていらっしゃいました。

 

初めて目にしましたが

砂曼荼羅は非常に鮮やかで

細やかなものでした。

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花に癒やされて

八戸は花の季節を迎えております。

 

本日は東霊園の方へ赴きましたが

八戸は桜が開花しております。

 

気温がグンと上がり

日に日に彩られる景色。

 

ここしばらくは

諸事立て込んでいるので

花の景色にとても癒されます。

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土産話を交えつつ

4/17は

NHK文化センター八戸教室で

講座「はじめての御詠歌」が

開催されました。

 

こちらの講座は

毎月第3火曜日に

開催されております。

 

担当させて頂いてから

早いもので7年となります。

 

毎年4月は

愛媛からのお土産を

ささやかながらご参加の皆様に

お渡しさせて頂いております。

 

愛媛の土産話を交えながら

御詠歌のひとときを

ご一緒させて頂きました。

 

こちらの講座は

1月〜3月

4月〜6月

7月〜9月

10月〜12月

といった形で3ヵ月1タームでの

開催となっております。

 

御詠歌の講座ですが

幅広くお話させて頂きながら

和やかにご一緒させて頂いております。

 

ですがこれまで

ご参加されていらっしゃった方が

1人2人とご高齢のために

ご参加が難しくなったり

都合が合わなくなったりと

参加者が少なくなってまいりました。

 

御詠歌と聞いてピンと来る方は

今の時代少ないと思いますし

そもそも聴いたことのない方も

多いかと思います。

 

御詠歌の認知度を

もう少し高められるよう

つとめたいと思います。

 

▼御詠歌を聴いてみる

https://www.youtube.com/watch?v=y94b8ZKyoLY

https://www.youtube.com/watch?v=I_LRCv1UxmM

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想い出のランドセルギフトについて

当山では

使い終えたランドセルを

集めております。

 

ランドセル1個につき

輸送経費として

3000円の協賛金を

お願いしております。

 

「3000円は払えないけどランドセルだけ送りたい」

という方もいらっしゃるかと思いますが

そうのようなご要望は受け付けかねます。

 

ご賛同頂いた方ご自身が

施主となり

ランドセルをアフガニスタンに

贈ることがとても大切なのです。

 

この点は当山の「国際協力の寺」としての

取り組みにおける

根本的な部分に関わることなので

ご説明申し上げます。

 

この活動は

ただ単に使い終えたランドセルを

集めているわけではありません。

 

「ランドセルをアフガニスタンに送る」

ことに終始する活動でもありません。

 

国際協力活動として携わって頂くこと

ご参加頂くことに意味があります。

 

単に「送る」のではなく

心を託して「贈る」活動です。

 

単に「送る」のであれば

別の方法でランドセルを

「回収」した方が良いでしょうし

お寺を舞台に

仏道として行う活動とはいえません。

 

ご賛同頂いた上で

使い終えたランドセルを「募集」し

参加者ご自身がそれを「おもい」として

廻らせることが大切なのです。

 

仏道ではこのように

「おもい」を振り廻らせることを

廻向(えこう)といいます。

 

廻向の精神で

当山では国際協力活動に

携わらせて頂いております。

 

また今回募らせて頂いているランドセルも

協賛金も仏道では布施(ふせ)といいます。

 

布施には

他者への「思いやり」や「慈しみ」

という意味があります。

 

さらにいえば

「自利利他(じりりた)の実践」

として諸々の取り組みがなされております。

 

自利とは自身のため

利他とは他者のためという意味です。

 

根本的理念は非常に大切なことです。

 

その理念を大切に

取り組ませて頂く活動の1つとして

「想い出のランドセルギフト」を

実施いたしますので

何卒ご理解の程お願い申し上げます。

 

▼想い出のランドセルギフトについて

https://fugenin643.com/blog/428ランドセルをアフガニスタンへ贈ります/

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誇らしげに咲き香る

愛媛県松山市別府町(べふちょう)の

飯岡山 浄明院(いいおかさん じょうみょういん)

にて厳修された

牡丹まつり 十五仏・魚藍観音まつり法要

出仕してまいりました。

 

浄明院副住職の森脇宥海師は

拙僧(副住職)と修行の同期でもあり

当山の護摩法要にもおいで頂いておいります。

 

また森脇宥海師は

臨床仏教師としてもご活躍です。

 

浄明院は行基(ぎょうき)菩薩により

開かれたと伝えられる

とても由緒あるお寺です。

 

200種もの牡丹が境内を彩る

まさに「牡丹のお寺」です。

 

美しく咲き香る牡丹は

日頃より丹精込めて

お手入れされていることを

誇らしげに

教えてくれているようにも感じました。

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