強い日差しに力をもらいました

寒暖差が激しい5月ですが

本日は一気に気温が上がりました。

 

緑が一段と映え

花の彩りも一層

引き立てられております。

 

爽やかな景観に囲まれることは

とても恵まれていることだと

心から感じております。

 

本日の午前中は

たまっていた経理や

本堂建設委員会の事務作業を行いまして

午後1時半より

NHK文化センター八戸教室の

御詠歌の講座を担当してまいります。

 

そして午後6時からは

八戸グランドホテルで開催される

八戸仏教会の総会に

行ってまいります。

 

“夏ばり”の強い日差しに

力をもらいながら

本日も励ませて頂きます。

 

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香りと彩りと心と

5/14に寺子屋ws

香りのこころ〜描く、聞く、馳せる〜

開催されました。

 

ご参加の皆様には

香りのイメージを

パステルで描いて頂き

香り付きのノートを

お作り頂きました。

 

とても素敵なノートが

仕上がりました。

 

かわいいアロマひつじやさんと

くるみのひろばさんのおかげで

今回も素晴らしい

ワークショップとなりました。

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子ども論語塾が開催されました

親子で学ぶ子ども論語塾が

5/13に開催されました。

 

拙僧(副住職)も

法務の合間に親子で

ご一緒させて頂きました。

 

講師の川崎葉子さんが

ご用意下さったテキストに沿って

論語の言葉に親子で

触れることが出来ました。

 

子どもも大人も

充実した学びを得ることが出来る時間でした。

 

次回は6月10日の開催となります。

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東洋的伝統と仏道

平安末の方で

覚鑁(かくばん)という

高僧がいらっしゃいます。

 

この方は

興教大師(こうぎょうだいし)という

諡号(しごう)を朝廷より賜っており

真言宗豊山派では

弘法大師空海とあわせ

両祖大師(りょうそだいし)とされます。

 

この方の著作で

五輪九字明秘密釈

(ごりんくじみょうひみつしゃく)

というものがあります。

 

この著作には

中医(中国の医学)における

人体観を踏まえなければ

解読が難しい所があります。

 

五臓六腑や気などの

中医的人体観

その当時の方からすれば

ごく自然なものだったのだと思います。

 

拙僧(副住職)は

こちらの方面に明るくないため

五輪九字明秘密釈を

スラスラ読むことは出来ませんでした。

 

これを機会として

多少ではありますが

中医について調べてみると

漢方や鍼灸など

今に伝わる伝統は

自然や身体についての

徹底的な観察や研究に

支えられていることが分かります。

 

そういった“東洋的伝統”は

仏道とも大いに関わります。

 

東洋的伝統と仏道。

 

時間はかかると思いますが

東洋的伝統の学びを深めることは

意義あることだと確信しております。

 

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シャクナゲの激励

久しぶりに晴れましたが

強風“吹き荒れる”1日でした。

 

本日は

月に2回開催している御詠歌の会や

法事や来客など

相変わらずバタバタとした

1日でした。

 

本年は年頭より

諸事立て込んでおりまして

せわしなくしております。

 

境内のシャクナゲの花が

だいぶ咲きました。

 

シャクナゲは

神々しい花とされ

また葉に毒があることから

花言葉には

「威厳」「荘厳」「警戒」「危険」

といった意味があるのだそうです。

 

この時季に体調を崩すことが

ここ数年続いておりますので

健康には気をつけて励むべしと

言われているように感じました。

 

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団参の準備も大詰めです

当山では

6月5日〜7日の日程で

奈良へ団参(だんさん)に

行ってまいります。

 

団参(だんさん)とは

団体参拝の意味です。

 

総本山長谷寺へ赴き

室生寺(むろうじ)

東大寺

春日大社

薬師寺

法隆寺を訪ねます。

 

本年初頭に有縁の皆様に

お声がけさせて頂いた所

16名の方にお申込み頂きました。

 

こういった形で

有縁の方とご一緒させて頂くのは

めったにない機会なので

準備をしっかりと進めたいと思います。

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論語塾のススメ

5/13に当山にて

親子で学ぶ子ども論語塾

が開催されます。

 

その打ち合わせで

洗心美術館にお伺いした所

初回は体験や確認の意味を込め

参加費は頂かないこととなりました。

 

親子で学ぶ

ご家族で学ぶ

という所に大きな意味がある機会です。

 

論語では

君子(くんし)という言葉が

出てきますが

ここでいう君子とは

政治的な意味ではなく

端的にいえば“素晴らしい人”

といった意味です。

 

論語で説かれる君子は

理想論的にのみ述べられているのではなく

とても現実的に語られます。

 

5/13は色々と体験して頂く時間ですので

論語塾ではどのようなことをするのか

講師はどのような方か

論語塾では何を目指しているかなど

様々にご確認頂きながら

お過ごし頂ければと思います。

 

GW明けの忙しい時節柄ではありますが

貴重な機会ですので

興味をお持ちの方は

是非お運び下さいませ。

 

詳細は下記をご参照下さい。

▼子ども論語塾詳細

https://fugenin643.com/お知らせ行事案内/【参加者募集】親子で学ぶ-子ども論語塾/

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安らかに

平成28年1月に開催された

当山の役員総会より

会議後に写真を撮っております。

 

平成28年1月の写真では

中央に当時の総代長にお座り頂き

その隣に拙僧(副住職)と息子が

座らせて頂き撮影いたしました。

 

この年

当時の総代長は体調を崩され

療養されていらっしゃいました。

 

そして本日

当山にて葬儀が執り行われました。

 

思い出は尽きません。

 

情熱をもってお守り頂いた当山を

これからもしっかりと守ります。

 

“かねさん”

お世話になりました。

 

安らかに。

 

南無大師遍照金剛

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【参加者募集中】5/13親子で学ぶ 子ども論語塾

古典に親子で触れる

子ども論語塾。

 

ご縁がありまして

当山を会場に

開催されることとなりました。

 

現在参加者を募集しております。

 

『論語』と聞くと

非常に難しく感じられるかもしれませんが

論語塾では素読(そどく)を通じて

論語に触れて頂くので

難しく考える必要はございません。

 

どなた様でも

お気軽にご参加頂けますので

この貴重な機会に

是非ご一緒下さい。

 

詳細は下記を

ご参照下さいますようお願いいたします。

 

▼子ども論語塾 詳細

https://fugenin643.com/お知らせ行事案内/【参加者募集】親子で学ぶ-子ども論語塾/

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徒然草に学ぶ

吉田兼好の『徒然草』第73段。

 

たまたま“出逢った”

文言ですが

情報社会である現代に生きる

私たちが気をつけなければ

ならないものと感じました。

 

さらにいえば

「歴史学」において

しっかり踏まえなければならない

“限界”であるようにも感じたので

こちらで紹介させて頂きます。

 

以下は

『徒然草』第73段の一部です。


 

世に語り伝ふる事

まことはあいなきにや

多くは皆虚言なり。 

 

あるにも過ぎて

人は物を言ひなすに

まして年月過ぎ

境も隔りぬれば

言ひたきままに語りなして

筆にも書き止めぬれば

やがて定まりぬ。

 

(拙訳)

世に語り伝えられる事の

まことはつまらないのだろうか

多くはそらごとである。

 

本当のこと以上に

“誇張して”物を言ったりするし

まして年月が経ち

場所も隔たってしまえば

言いたいように語りなし

文字として書物等に

書き止められれば

それがやがて「まこと」として

定まってしまいかねない。


 

「うそ」や「うわさ」なども

書物などの記録として残ってしまえば

「まこと」になってしまうことがある。

 

多少なりとも

歴史や伝統に携わる身として

思い当たる所が多々あります。

 

“時空をこえて”

兼好法師に留意すべきことを

語りかけて頂きました。

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