自然の癒やしにふれる〜中野白滝〜

拙僧(副住職)は

ライフワークとして

機会をみつけては

各所へちょくちょく

足を伸ばして

寺社を参詣したり

景勝地を訪ねたりしております。

 

色々と調べるうえで

あちらこちらへ実際に赴いて

雰囲気や自然を感じることは

とても大切だという

理由もありますが

単純に各所へ行ってみることが

好きなんだと思います。

 

先日、藤原有家伝説ゆかりの地である

洋野町(岩手県)の有家神社を

訪ねた際に名瀑・中野白滝にも

足をのばしました。

 

合葬墓と斗南藩縁故者供養碑と十和田湖青龍権現碑と

一生に一度であろう

本堂地鎮式を終え

ホッとしたのもつかの間で

本日が締め切り日の原稿を

一気に仕上げたり

葬儀の準備をしたりと

バタバタした一日でした。

 

本堂建替についていうと

次の大きな儀式は

上棟式となります。

 

上棟式は本年末〜来年頭に

行われる見込みです。

 

上棟式では

新しい棟札(むなふだ)を設えて

法要と式典が行われます。

 

時季的に

あまり準備に時間を

さくことが出来ないと思うので

今のうちから

準備を整えておきたいと思います。

 

本堂建替事業では

境内整備も行われます。

 

その一環として

墓地の整備も行います。

 

墓地の整備は具体的に

①合葬墓(永代供養墓)の建立

②会津斗南藩縁故者墓石の移設、供養碑を建立

③十和田湖青龍権現碑の建立

の3点が主な項目となります。

 

そのことについて

動画で紹介しておりますので

ご覧いただき

ご確認いただければと思います。

 

地鎮式を無事に終えることが出来ました

本堂建替に向け

地鎮式を執り行いました。

 

法式に則り

地鎮式に先立ち

早朝4時より仮本堂にて

修法(しゅほう)を行い

午前11時より

当山役員の皆様と

関係業者の方に

ご臨席いただき

謹んで地鎮式を

お勤めいたしました。

 

ここまで来ることが出来たのは

有縁の皆様のお支えのおかげと

心より感謝しております。

 

 

開創の時代背景を探る〜阿光坊古墳群の探求〜

おいらせ町の

阿光坊古墳群は

7世紀前半〜9世紀末にかけ

造営されたものとされます。

 

当山開創は

延暦弘仁年間(8世紀末〜9世紀初頭)

なので阿光坊古墳群の中期と

同時期に当たります。

 

阿光坊古墳群は

蝦夷(えみし)のリーダー達の

ものと考えられているようです。

 

土器、勾玉や琥珀玉などの玉類

蕨手刀(わらびてとう)といった

貴重な出土遺品が多く

当時について考える

手がかりとなります。

 

お寺が開創された頃の

同時代的なものを探るべく

阿光坊遺跡群へ

足を運んでみました。

 

伝説が交差する有家神社

岩手県九戸郡洋野町の

有家神社(うげじんじゃ)は

藤原有家(ありいえ)伝説

ゆかりの地です。

 

伝説によれば

有家は讒言により

都から追われることになり

有家神社の地に居住します。

 

ある日

阿弥陀如来のお告げをいただき

西北に立つこととなり

斗賀に入り

そこが終焉の地となります。

 

死後になって

その身の潔白が判明することとなり

有家は斗賀で十一面観音として祀られ

有家村では亡き有家をしのんで

有家神社が創建されたと

伝えられます。

 

この伝説は

斗賀霊現堂の縁起によるものです。

 

霊現堂の系譜によると

有家は「初代」とされています。

 

さらに斗賀は

十和田湖伝説の南祖坊(なんそのぼう)が

生誕した地ともされます。

 

有家伝説が伝わる

有家神社を訪ねさせていただき

有家伝説について

簡単に紹介した動画をアップしたので

ご覧いただければ幸いです。

 

新本堂の間取りと立面図

来週は関係者の皆様に

ご参列いただいて

本堂建替の地鎮式を

執り行います。

 

地鎮式の前に

担当業者の松本工務店さんが

建設地に建物の形に

ロープを張って下さいました。

 

これから本堂が

建てられていくという

実感が一気に高まります。

 

新本堂の

間取りと立面図を

動画にて紹介しておりますので

ぜひご覧ください。

 

3人の開山上人について

5月15日は

当山初代住職のご命日で

開山忌(かいさんき)となります。

 

令和3年5月15日は

開創・圓鏡(えんきょう)上人の

1205回忌でした。

 

普賢院には

3人の「開山」上人が

いらっしゃいます。

 

開創開山・圓鏡上人

開基開山・行海(ぎょうかい)上人

中興開山・快傅(かいでん)上人

は歴代先師の中でも

殊に大切な3人です。

 

お三方について

動画で紹介させていただいたので

ご覧いただいて

当山とのご縁を

深めていただければ幸いです。

 

霞と夕暮れのふるさとパノラマ

霞に覆われた豊崎町の光景と

当地上空から撮影した

八甲田へ太陽が沈んでいく光景を

短い動画にしてみました。

 

ぜひご覧ください。

 

最近は動画投稿が続いていますが

実は必要がありまして

勉強もかねて

更新を重ねております。

 

まだまだ試行錯誤すると思いますが

様々にお伝え出来るよう

日々精進させていただきます。

 

再建された蕪島神社を訪ねる

火災の困難を乗り越え

再建が成された蕪嶋神社。

 

八戸を代表する

観光地でもあります。

 

そちらの建設を担当されたのは

当山本堂の建設をお願いする

松本工務店です。

 

そういったこともありまして

蕪嶋神社の建物を見るべく

足を運ばせていただきました。

 

西の山の向こうの山をのぞむ

普賢院は真東を向いて

お寺が建てられています。

 

見方を変えると

真西を背負う形で

お寺が建てられているともいえます。

 

当山近辺だと

見晴らしの良いとき

西方には戸来岳の先端を

見ることが出来ますが

八甲田連峰は視界を

遮られているため

見ることが出来ません。

 

そこで

境内からドローンを上昇させて

視界を遮っている「西の山」の

奥に広がる光景を撮影してみました。

 

秀麗な山々は

当地に伝わる伝説の舞台でもあります。

 

そのようなことにも

思いをはせながら

山々をのぞむと

心洗われるような

思いがいたします。