本堂建替にあたり
当山の文書や仏像の
研究調査と整理を行っております。
以前から気になっていた
独特の風貌の仏像が
田子町出身の高僧
奇峯学秀(きほうがくしゅう)が
作った仏像と非常に似ていることに
気が付きまして
有縁の方を介して
専門家の方々においで頂き
ご確認頂きました。
間違いなく学秀仏(奇峯学秀作の
仏像の意)であるとのことです。
奇峯学秀は生涯において
千体仏を三度も作成された方で
その他にも数百体の仏像を
彫られた方です。
もともとお祀りされていたものですが
仏像の“忘れられた歴史”が
現在において“思い出された”ことに
喜びを感じております。
▼学秀仏と判明した仏像2体
▼千手観音像
▼不動明王像