考え中

掃除は心を整え

物事と向き合う

作務(さむ)という

修行でもあります。

 

毎年春に

大掛かりな作務をして

新年度の環境づくりに

力を入れております。

 

さてさて

2週間ほど前のことになりますが

同居している親族が

体調不良となり

現在は入院しております。

 

精密検査の結果が

出たわけではないのですが

すぐに戻れる感じではなく

戻れたとしても

以前のように

家事手伝いや留守番といったことは

難しいと思われます。

 

となると

これまでと環境が全く違うので

現在お引き受けしている

様々な役職について

色々と考えなければなりません。

 

特に県外出張が多い役職については

身内や縁者の意見も聞きながら

次期の身の振り方を

検討する必要があると考えています。

 

今年度については

すでにスタートしているので

精一杯務めさせていただきますが

今後のことも考えて模索しつつ

現実と向き合いたいと思います。

 

普賢院は

法務(法事や葬儀や祈祷)のほか

行事が多いお寺です。

 

大小あわせて50以上の行事が

年間に催されており

これは普賢院の特徴といえます。

 

法務についても

少なくはありません。

 

当山の法務と行事のほかに

様々な役職の職務にあたっているので

お寺では住職以外の身内のサポートが

どうしても欠かせません。

 

規模が大きく

経済的にゆとりある寺院であれば

職員を雇用して運営が可能でしょうが

当山では雇用して寺務運営にあたるのは

ハードルがかなり高いのです。

 

いつかは

思い切った決断を

求められる時が来ることは

分かっていたのですが

想像以上に早い段階で

その時期が来てしまったという印象です。

 

どのようになるかは

白紙状態ですが

現在の役職については

しっかりと取り組ませていただき

自身の研鑽にも励みたいと思います。