一年越しの開眼法要

令和4年9月8日に

当山に奉納いただいた

薬師如来像と権現像。

 

いずれも

脱活乾漆(だっかつかんしつ)という

とても古い技法により

作仏されたものです。

 

コサカ技研の小坂明会長により

お納めいただきました。

 

薬師如来像は会館1階に

本尊としてお祀りしております。

 

権現像は観音堂に

お祀りしております。

 

時期を見て開眼法要を

行うお約束をしていたのですが

なかなか実現に至りませんでした。

 

そして本日

関係者の皆さまと

開眼法要のお勤めを

ご一緒させていただくことが叶いました。

 

本堂内に祀られる権現像は

参拝しやすいのですが

会館1階は

平常時に参拝する慣習のないスペースなので

“第二本堂”のような形で

お参りいただきやすいように

工夫を重ねていきたいと思います。

 

祈りをお捧げいただきやすい環境を

整えつづけることは

住職の役目のひとつです。

 

願いが込められて

ご奉納いただいたお仏像なので

多くの方にご縁を

結んでいただけるようにしてまいります。