とわの光

12月になると

あちらこちらで

イルミネーションの光が

年末の闇夜を照らします。

 

五戸町では毎年

Town’sイルミネーション

という取り組みがされ

12月〜翌1月中旬まで

各所で幻想的な光の演出を

味わうことが出来ます。

 

昨年ご逝去された

五戸町の上市川に

お住いになられていた

医師がいらっしゃいます。

 

つい先日

一周忌のご法事を

ご一緒させて頂きました。

 

こちらの御宅は

“イルミネーションの名所”として

とても有名でした。

 

先生は「地域を光で照らしたい」

との思いで毎年十二分にご用意をされ

懇切丁寧に御宅にイルミネーションを

飾られたそうです。

 

その先生は

地域医療のために

他県よりご赴任され

ご尽力された方でした。

 

奥様のお話によれば

患者さんのもとに

いつでもかけつけられるよう

飲酒はもちろんのこと

ニンニクの摂取も

控えられていたそうです。

 

その他にも

色々とお話をお伺いしましたが

そのお人柄に尊敬の念を

抱かされました。

 

「医は仁術」といわれますが

その先生はまさに

人と誠実に向き合われた方で

あったのだと感じました。

 

先生が灯された「光」は

今もなお多くの方の中で

幻想的な輝きを

放っているように思います。

 

そしてこれからも

輝き続けることと思います。

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