少し前に
ご縁がありまして
八甲田のブナ林を
乗馬でトレッキングさせて
頂きました。
トレッキングとは
山を歩くことです。
当山の地域も
かつては家々の多くが馬と同居し
馬がとても身近な地域でした。
当山の地元である豊崎には
蒼前神社(そうぜんじんじゃ)という
神社があります。
蒼前神社は「馬の守り神」とされ
蒼前様(そうぜんさま)と通称されます。
この蒼前様は
十和田湖伝説に登場する
南祖坊(なんそのぼう)の父である
藤原宗善(そうぜん)が祀られたものです。
『十和田山神教記』という書物に
南祖坊の父である藤原宗善の死後
一社が建立され
宗善を馬頭観音(ばとうかんのん)として
崇められたと記されております。