風化すれども

本日の午前中は

斗南藩供養所についてや

南祖坊についての

お話を伺いに

遠路はるばる当山を

尋ねてくださった方々が

いらっしゃいました。

 

本日午後は

有縁の方の火葬と通夜があり

その待ち時間で

地元で長く先生を勤められた

大先輩とお話しをする中で

戦没者慰霊の話題となり

あれこれと課題に直面している

遺族会のお話しを伺いました。

 

斗南藩縁故者のことや

戦没者慰霊のことは

時の経過とともに

風化しかねないことであるのは

間違いないことですが

そのような現状のなかで

何が出来るのかを考えることは

とても大切なことであると

常々感じています。

 

当山では昨年より

開山忌とあわせて

供養祭として

斗南藩縁故者と戦没者と

合葬墓の供養を行うことにしましたが

このような取り組みは

やはり重要であると

改めて感じさせていただいた

一日となりました。