当山に祀られる観音様は
毎年旧暦1月17日にのみ
御開帳(ごかいちょう)され
その御宝前にて護摩法要(ごまほうよう)が
厳修(ごんしゅう)されます。
本年は2月24日に執り行われました。
護摩とは
願いを清め、その成就を願う
「火の修法(しゅほう)」です。
その起源は古代インドにまで遡ります。
本年は当山副住職の他
愛媛県松山市の浄明院(じょうみょういん)様
東京都江戸川区の善養寺(ぜんようじ)様に
御足労頂き、3名でお勤めさせて頂きました。
護摩法要は毎年午後8時から行われております。
照明が落とされた本堂は
灯明の光、護摩の炎の光で包まれ
とても幻想的な空間であったかと思います。
一時は“存続の危機”に瀕していた行事ですが
年々お参りされる方も増えて参りました。
天候にも恵まれ
本年はここ数年で最も賑やかな護摩法要となりました。
来年は2月13日(月)が旧暦1月17日にあたります。
来年も賑やかな護摩法要であればと願っております。