そのようなタイトルで
小稿を書こうと思います。
「論語と鯰と仏像」
仮タイトルですが
こんなイメージのものを
書いてみたいと思います。
令和3年秋
新本堂の完成とともに
当山には
脱活乾漆(だっかつかんしつ)の
権現像と薬師如来像が
奉納されました。
両仏像は
彫刻家・関頑亭(せきがんてい)氏が
制作したもので
コサカ技研の小坂明会長の発願により
奉納されました。
小坂明会長とのご縁について
様々に述べる必要がありますが
数年前から当山にて行っている
論語勉強会の発起人でもあります。
小坂会長は
権現像と薬師如来像の
作者である関頑亭氏を
“師”と仰ぎ
コサカ技研で運営される
洗心美術館では
同氏の作品が多く
所蔵・展示されていました。
関頑亭氏は
鯰(なまず)の像や絵を
生涯において多く残しており
鯰は同氏の象徴的なものともいえます。
また
同氏は真言密教にも
明るい人物でもありました。
論語勉強会の開催を重ねることと
関頑亭氏のお像が奉納されたことは
一連のことであるので
その経緯の記録という
意味合いもありますが
住職・僧侶として述べられることを
あわせてしたためたいと思い至り
準備を進めています。
どのタイミングで
仕上がるかは分かりませんが
段階的にでも
執筆していきたいと思います。