旧本堂の観音堂の建具を
再利用する関係で
未定であった観音堂の内殿の
寸法が決められまして
祭壇スペースが
一気に形作られました。
スペースの大きさが
決まったことに伴い
観音堂内殿に安置する
お仏像の配置を
再考しております。
内殿の祭壇位置が
旧本堂よりかなり髙いうえ
奥行きがあるため
秘仏・現七崎観音を
中央の奥にご安置すると
ご開帳する際に
内殿に入り込まないといけないですし
もともと現七崎観音は
ご本体仏の本七崎観音の
御前立ちだったわけなので
内殿奥側に本七崎観音をお祀りして
その前に現七崎観音をお祀りすれば
ご開帳に際する懸念も解消されます。
そうした場合
中央に本七崎観音と現七崎観音が
縦に安置されることになり
向かって右側スペースが空くので
そこに学秀仏・千手観音坐像を
ご安置すればどうだろうかなどと
考えめぐらせております。
あくまでも思案段階です。
観音扉や飾り柱が設置されてから
安置スペースを実際に
確認してからの決定となるので
最終判断は
お仏像を配置してみてからとなります。
この類の決定は
今後の慣習に影響するものゆえ
責任重大です。
住職でしか
決定することの出来ないことなので
慎重に検討したいと思います。