以前にもブログで紹介しましたが
当山観音堂には
寛保3年(1743)12月に
納められた賽銭箱がございます。
※以前のブログはコチラです▼
https://fugenin643.com/blog/寛保3年の賽銭箱/
寛保3年(1743)は
現在の糠部三十三観音にとって
とても大切な年でもあります。
天聖寺第8世の則誉守西上人が
永正9年(1512)の観光上人による
糠部三十三観音を元に
新たに巡礼したのが寛保3年6月であり
その札所が現在の糠部霊場となっております。
現在の三十三観音札所が
新たに“定められた”年でもある
寛保3年(1743)。
そのメモリアルイヤーに
納められた賽銭箱。
詳細は分かりませんが
糠部霊場における
「寛保3年」の意義を
今に伝えているように感じます。