先日行われた
十和田神社と普賢院の合同祈祷。
覚書もかねて
開催への経緯を簡単に
こちらに書き留めたいと思います。
今回の件は
拙僧(副住職)が昨年12月中旬に
十和田湖自然ガイドクラブの方へ
本堂建替にあたっての記念事業を
メールで相談したことに始まります。
十和田湖自然ガイドクラブの
皆様との素晴らしいご縁を
何かしら形にしたいとの思いがあり
連絡させて頂いた所
快くお引き受け下さいました。
当初は記念冊子を作ることを
第一に考えておりましたが
相談を重ねる中で
南祖法師尊像を十和田神社に
出開帳(でがいちょう)して
宮司さんにご一緒頂いて
地鎮式の作法で用いる水を
神仏習合の儀式で
御祈祷出来ないだろうかという
思いに至りました。
そこから実現に向け
色々な確認や準備を
とても丁寧に
お手伝い頂きました。
合同祈祷の開催時季は
行楽シーズンが一段落してから
ということになり
結果的に12月9日(大安)が
開催日となりました。
たまたまですが
当山本堂の建替をご担当頂く
業者が決定した翌日でした。
いよいよ本堂建替が
本格的に始まるという
実感の中での諸儀式だったので
一段と強い思いを
一つ一つの作法に
込めることが出来たように思います。
また今回の貴重な機会を通じて
儀式は
“おもい”を託す尊い「場」であり
“物語”と“つながる”清らかな「場」
であるということを
改めて痛感しましたし
「祈り」の尊さを
痛感させて頂きました。
今回の祭事に
携わって下さった全ての皆様に
改めて感謝申し上げます。
▼本年2月5日
十和田湖ガイドクラブの皆様が
当山においで下さいました。
▼本年6月19日
十和田湖“三大聖地”をご案内頂きました。
▼本年12月9日
十和田神社・普賢院合同祈祷を行いました。