本堂内部の
漆喰(しっくい)壁を見ると
茶色がかった模様が
見られるようになりました。
これはお線香やお焼香によるものです。
一昨年秋に完成してから
今日に至るまで
日々祈りが捧げられているわけですが
真新しい状態だったものから
使わせていただいてきた痕跡が
見られるようになってきたことに
時間の経過を感じます。
これら模様は
まさに祈り込みの「あかし」です。
意図せずに
生成された模様に
皆さんは何を思うでしょう。
どのような形に見えるかを
考えてみるのも
有意義なことかもしれません。