現代のストレス低減法

マインドフルネスという言葉を

ご存じの方が増えているかと思います。

 

ストレスを感じやすく

心に大きな負担がかかりやすい

現代社会において

「心の充足」を得るために

仏教瞑想をモデルにした考え方です。

 

拙僧(副住職)は

本年9月末より

真言宗豊山派総合研究院

現代教化研究所

准研究員

という漢字に起こすと

22字にも渡る研究職の役を

拝命しまして

研究テーマの1つとして

マインドフルネスを

取りあげております。

 

科学的根拠を得て

非常に流行っておりますが

内容としては

東洋にて古くから伝えられる所の

考え方の「再発見」ともいえます。

 

明治になり

日本では「西洋化」が一気に進められ

それは伝統的慣習習俗にも

大きな影響を与えました。

 

医療も西洋医学が主となり

哲学や思想を多分に含んだ東洋医学に

取って代わり現在に至っております。

 

ジョン・カバットジン氏により

提唱されたマインドフルネスの考え方は

現代の価値観において

とても分かりやすいものです。

 

折に触れてマインドフルネスと

仏道を絡めて具体的に

お伝えしてまいります。

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