火山の災害を伝える供養碑〜江戸川の善養寺〜

本日朝一の新幹線で上京し

江戸川区の善養寺に

お手伝いに来ております。

 

明日は大施餓鬼法要という

大きな行事があるため

馳せ参じております。

 

善養寺の山号は星住山(せいじゅうざん)といい

“星が舞い降りた”いわれがあります。

 

こちらの住職である

名取玄喜僧正は

拙僧と修行も修学も同期でして

毎年当山の「おこもり護摩」に

ご出仕いただいております。

 

 

本堂の前に広く枝を伸ばし

十方への功徳をふり巡らせんことを

象徴するかのような

影向(ようごう)の松は

見応えがあります。

 

こちらのお寺の境内・堂内には

見所が多いのですが

その中のひとつに

天明三年浅間山噴火横死者供養碑が

あげられます。

 

天明3年(1783)の

浅間山噴火は甚大な被害を

もたらした歴史的災害として有名です。

 

本年元日に発生した

能登半島地震の件もあって

本年は善養寺にて

ひときわ存在感が

個人的に感じられたのが

この供養碑でした。

 

 

▼浅間山噴火横死者供養費