真東を向いた形で
お寺が建立されているため
当山正面に朝日を
のぞむことが出来ます。
お寺からズバッと
真東に伸びる道は
門前町の光景を
今に留めているわけですが
彼岸中日は
その道のちょうど先から
朝日が昇るように
位置されています。
春彼岸中日を過ぎると
日の出の位置が徐々に
北側(写真の左側)へ
ズレていきます。
夏至を過ぎると
日の出の位置が徐々に
南側(写真の右側)へ移り
秋彼岸中日には
再び真東へのびる道の
ちょうど先へ。
秋彼岸中日を過ぎると
日に出の位置はさらに
南側(写真の右側)へ移り
冬至を過ぎると
またまた日の出の位置が
北側(写真の左側)と移ります。
当山は
開創開山が8C末〜9C初頃で
1200年以上の歴史が伝えられますが
創建以前より
この場所が“聖地”のような
特別な意味合いが
あったのではないかとも思います。