上棟式で
行う「餅まき」のことを
撒銭撒餅(さんせんさんぺい)
とも言います。
字のごとく上棟式では
鋳銭と餅を撒(ま)かせていただきます。
「銭をまく」といっても
今回はお金をそのまま投じるわけではなく
縁起物として相応しいように
手作業で紅白の紐を通して
祝札を同封した形で
上棟銭を撒かせていただきます。
餅は
いつもお世話になっている
地元の有縁の皆様にお手伝いいただき
手作りしていただきます。
餅に加えて
お菓子も撒かせていただきます。
撒くお菓子の相談のため
本日は住職夫婦で
坂下商店さんを訪ねました。
坂下さんは大正12年(1923)創業の
お菓子卸センターです。
社長さんが
ご丁寧に対応下さいました。
これでお菓子の手配はバッチリです。
上棟式でお手伝いいただく
御寺院様方への連絡や
役員の皆様へのご案内をしたりと
バタバタしているうちに
気がつけば日が暮れておりました。
ここ数日は
2月末締切の原稿や
来月初頭の研修会での発表の準備に
全く手が届いていないのが
とても気がかりではありますが
何百年に一度ともいえる本堂上棟式の
準備は着々と進んでおります。