内陣への立ち入りはやめて下さい

当山の本堂が新しくなり

多くの方にお参りいただいております。

 

多くの仏像も祀られ

設えられる荘厳具も全て設置され

とても素晴らしい空間となっています。

 

その様子を

スマホで撮影したいとの

お気持ちは分かりますが

内陣(ないじん)へ入って

撮影するのは固くお断りします。

 

立ち入りをご遠慮いただくために

置いてある結界(けっかい)を越えて

近くで仏像を撮影されたい

お気持ちは十分に理解できますが

失礼にあたります。

 

内陣への

立ち入りを遠慮いただくのは

どこの寺社仏閣においても

共通のマナーといえます。

 

住職である拙僧泰峻であっても

1日のはじめに内陣へ入る時は

合掌一礼をしてから

あがらせていただいております。

 

仏像や荘厳具は

撮影のためのものではありません。

 

お参りいただき

祈りをお捧げいただくためのものです。

 

仏像などの写真撮影が

本来の参拝そっちのけで

優先されてしまい

マナー違反が見られるような状況が

あまりにも

目に余るようでしたら

撮影禁止にすることも

検討したいと思います。

 

本日

観音堂の内陣に入って

撮影されてた方が

いらっしゃったのですが

その方は大変誠実に

お参りされている方であることを

知っておりました。

 

結界(けっかい)が

立ち入りを禁ずる設置物であることを

ご存知なかったかもしれませんし

内陣(ないじん)と呼ばれる場所には

入るものではないということを

ご存じなかったのかもしれないので

本日より結界に貼り紙をして

念を押させていただくことにしました。

 

内陣には

主要なものが多いため

セキュリティの観点からも

立ち入りをお止め下さい。