節目節目のご法事は
ご供養の真心を捧げる
だけにとどまらず
自身と向き合う場でもあります。
思いを捧げることは
とても大切なことですが
自身の心を養って頂く
ということも
ご供養の大切な側面です。
「親戚に迷惑をかけたくないから
家族だけで参列します」
というお声を頻繁に耳に
するようになりました。
時代の流れといえばそれまでですが
大切な節目を迎えるにあたり
有縁の方がお集まりになられる
貴重な機会ともなろうかと思います。
そもそもご法事は
“敷居の高い”ものではありません。
あまりにかしこまってしまうと
誰しもが疲れるものです。
自然体でお臨み頂き
真心を捧げ
自身の心を養う。
それが
「仏道としてのご供養」
なのだと思います。