南祖坊(なんそのぼう)伝説には
八郎(はちろう)という
“キーパーソン”が登場します。
南祖坊は幼少期を
当山の前身である永福寺にて
過ごしたとされます。
八郎は
八郎太郎や八之太郎など
幾通りかの名前で呼ばれ
その由緒地は様々です。
南祖坊と八郎の伝説は
十和田湖の主であった
大蛇の八郎を
諸国修行の末に
十和田湖を永住の地と
見定めた南祖坊が解き放ち
青龍大権現として
十和田湖の新たな主となる
という筋書きです。
八郎が「生まれた」とされる
場所は様々ありますが
八戸市の南郷も
八郎が生まれた地と伝えられます。
そのご縁で
青葉湖(世増(よまさり)ダム)にも
“新たな八郎のエピソード”が
添えられております。
「伝説」は今もなお
生き続け語り継がれております。