弘法大師空海の代表的な著作に
『秘密曼荼羅十住心論』
(ひみつまんだらじゅうじゅうしんろん)
というものがあります。
通称『十住心論』
(じゅうじゅうしんろん)。
『十住心論』は大著です。
要するにかなり長く
“専門性”も相当高いゆえ
読むにはかなりの根気が必要です。
少なくとも
拙僧(副住職)には
そう感じられます。
『十住心論』は
十住心(じゅうじゅうしん)
という「十の心」について
分析的にかつ思想的に
述べられた著作です。
調べ物の関係で
その「十の心」のうち
第4番目に挙げられている
唯蘊無我心(ゆいうんむがしん)
について学んでおります。
雨が降りいつも以上に静かな雰囲気の中
頭が“オーバーヒート気味”になりながら
励ませて頂きました。
まだまだ力不足であることを
痛感しております。