どこに何をどのように

隣接する農地取得に伴い

旧境界沿いに植えられていた

杉が伐採され

稲荷大明神が祀られる稲荷堂が

以前にもまして

神々しくなったように感じます。

 

お稲荷様は

古くから篤く信仰されてきた

神祇(じんぎ、神様のこと)で

当山においても大切な尊格として

お祀りされます。

 

堂内のお稲荷様については

近いうちに新しい厨子が

完成する予定です。

 

もともと観音堂に

お祀りしておりましたが

本堂建替に向けての整理の関係で

ここしばらくは

位牌堂に安置しております。

 

お稲荷様のみならず当山では

多くの神仏がお祀りされるだけに

新本堂でどのような

配置にすべきかを

幾通りも思案する日々が続いております。

 

本堂建替をご担当頂く業者選定が

来月行われるのですが

業者が決定した後は

設計に本腰を入れることになります。

 

その際に諸仏諸神の配置は

とても重要になってまいります。

 

建築の専門的なことについては

その道にお詳しい役員の皆様の

お力をお借りするとして

尊格の配置やその配置の意図については

僧侶でなければ采配しにくい部分です。

 

果たすべき役目は

しっかりと果たす所存です。

 

本堂建替事業は

3社の見積もりとご提案を

ご提出頂き

それらを踏まえて建設委員会で

決定されます。

 

どちらの業者さんに

ご担当頂くかの決定は

とても難しい審議に

なりそうとのことです。