ちり〜んちり〜ん

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御詠歌(ごえいか)では

鈴(れい)と鉦(しょう)という

法具(ほうぐ)を使います。

 

法具とは

「み教えが託された道具」

といった意味です。

 

左手で鈴を振り

爽やかな音が

奏でられます。

 

右手に取る撞木(しゅもく)で

地に伏せられた鉦を打ちます。

 

鈴の音は

説法の象徴であり

慈悲の象徴でもあります。

 

撞木をあやつり

鉦を打つ一連の動きは

一歩ずつ歩みを進める

“修行者”のあり方に重なります。

 

鈴と鉦は

ただ単に拍を取るための

ものではありません。

 

所作には

深い意味があります。

 

だからこそ

御詠歌は面白いのだと思います。

 

だからこそ

御詠歌は味わい深いのだと思います。

 

ちり〜んちり〜ん

という透き通った

鈴の音に

仏道のこころを感じながら

御詠歌の稽古を積んでみませんか?


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▲鈴(れい)


 

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▲鉦(しょう)と撞木(しゅもく)