糠部(ぬかべ)三十三観音霊場
第31番札所
観音林観音。
軽米にある
静かな佇まいの札所です。
かつては
千手観音が祀られていたそうですが
現在は聖観音が祀られます。
この観音林は
南部八戸藩と南部盛岡藩の
境界でもあったそうです。
観音林観音は
長谷七観音のいわれがあります。
長谷七観音とは
長慶天皇の弟である
明尊が南北朝時代に
一本の大桂の木から
七体の観音像を造ったという伝えで
その一体が観音林観音であるとされます。
明尊は
南部町に長谷寺(恵光院)を
開いたとされる方です。
▼長谷七観音について
https://fugenin643.com/blog/長谷七観音の伝承/