初の養成所リモート講師

真言宗豊山派には

総合研究院という

研究機関があります。

 

総合研究院には

4つの研究所があり

拙僧(副住職)はその中の

現代教化研究所の

研究員でもあります。

 

総合研究院には

研究所のほかに

養成所という仕組みがあり

教師資格をもつ僧侶の方が

研鑽を積まれていらっしゃいます。

 

養成所では

共通講義として

先に紹介した4つの研究所の

研究員の先生が講師を

担当しております。

 

本日は

拙僧(副住職)が初めて

養成所講義を

担当させていただきました。

 

本来であれば

東京の宗務所にて

行われるものでしたが

今回はリモート講義という形で

開催させていただきました。

 

リモートではありましたが

20名ちょっとの皆さんと

時間を共有させていただき

拙僧(副住職)自身も

大変学びを深められたと

感じております。

 

10時半〜正午前という

短い時間にて

出来る範囲で

講師を務めさせていただきました。

 

今回特筆すべきことは

午前中にリモート講師を終え

午後は当山有縁の方の

葬儀のお勤めがあったことです。

 

これまでも

毎月開催される研究所の

リモート所内会の前後に

普賢院の法務ということは

今や珍しくはないのですが

今回のような

責任重大の宗務所の所用と

当山の法務が

同日にスケジュールされ

無事に遂行されたことには

“ニューノーマル”が

感じられました。

 

以前までは

ありえなかったことなのですが

このような形が

今後も選択肢の一つとして

定着していくのであれば

拙僧(副住職)のような

地方の者にとっては

助かる部分も正直あります。

 

オフライン(現場)での

講義が一番良いとの

思いはありますが

自坊の法務を

一人で行っている

普賢院の場合

リモートワークという

選択肢が臨機応変に

取ることが出来ると

檀家さんへの対応においても

大変ありがたいのです。

 

何はともあれ

本日も無事に

かつ有意義に

過ごすことが出来たことに感謝して

床につかせていただきます。