心して

年に一度しかご開帳されない

七崎観音(ならさきかんのん)。

 

本年は2/10に

ご開帳されます。

 

その起源は

平安時代にまでさかのぼります。

 

年に一度のひとときだけあり

とても厳かな護摩法要が

厳修されます。

 

その準備が着々と

進められております。

 

現在の本堂での

さいごのご開帳法要。

 

心して

お勤めさせて頂きます。

 

等しく流れた時間をふりかえる

時の経過は早いもの。

 

1周忌や3回忌や7回忌など

法事の回忌供養を

ご宗家の皆様と

ご一緒する度に

時の経過を痛感します。

 

等しく流れる時間を

いかに過ごしたかは

各人様々です。

 

等しく流れる時間を

各人いかに過ごしてきたかを

持ち寄ることも

法事では大切なことです。

 

先立たれた方と

過ごした時間の続きを

ご縁ある方々が

どのような日々を

過ごしてきたか

話に花を咲かせたならば

一層ぬくもりある

ご供養となります。

 

当山では

明日も有縁の方々のご法事が

予定されています。

 

謹んでご一緒させて頂きます。

 

リズムを変える

本日は

研究所の所内会のため

日帰りで東京の宗務所へ。

 

文化遺産やSDGsや神仏習合など

様々なキーワードが

散りばめられた

研究発表を拝聴させて頂きました。

 

月に1度の所内会は

幅広くかつ深い学びを

得られる時間だと感じています。

 

慌ただしい日々が続く中で

所内会は日常のリズムを

良い意味で変えるポイントになっており

いつも有意義な刺激を頂いています。

 

本年は講義を担当したり

大きな行事での役があったりと

色々と本腰を入れて

準備しなければならない

案件が幾つかあるので

前向きに取り組みたいと思います。

 

生ききられたお歩み

青空が広がり

真っ白に雪化粧を

まとった景色との

コントラストが

何とも美しい早朝。

 

しかし

気まぐれな天候で

吹雪になったり

また晴れたり。

 

目まぐるしい天候の変化は

“人のお歩み”の

ハイライトにも

重なるようにも思われました。

 

本日は

難病が発見された後も

常に前を向き続け

ご家族の皆様と

最期の最期まで

生ききられた有縁の方の

通夜が執り行われました。

 

誰しもが

いつかは命を全うする

その時を迎えます。

 

命は

まことに

はかないもの。

 

そのことを

重ね重ね

痛感させられます。

 

久しぶりの積雪でした

八戸は久しぶりの積雪。

 

大変な部分もありますが

やはりこの時季は

雪がある方が自然だと感じます。

 

ご祈祷・ご祈願で捧げられる願いには

風雨順時(ふううじゅんじ)という

願目がありますが

降るべき時に雨や雪が

きちんと降ることは

古くから願われてきたことでもあります。

 

記録的な暖冬で

3月中旬並の日和の日が続いていましたが

ようやく本来の時季らしい

景観になったようにも感じます。

 

お寺ヨガの様子を動画にしました

2/2に開催された

寺子屋ワークショップ

『お寺ヨガ』の様子を

短い動画に編集しました。

 

お寺ヨガは

2ヶ月に一度のペースで

開催を重ねており

いつもは夜のスタートですが

2月は冷え込みを考え

午後3時から開催しています。

 

なので

動画の映像が見やすくなっています。

 

よろしければご覧下さいませ。

 

▼寺子屋ws『お寺ヨガ』の様子(youtube)

https://www.youtube.com/watch?v=pz_0QYekMxQ&t=13s

心をととのえ、お腹も満たす

民族楽器奏者の

奈良裕之(ゆうじ)さんに

瞑想をご指南頂いて

民族楽器を奏でて頂いて

さらに

精進カレーを作って頂いて

それに舌鼓打たせて頂く

寺子屋ワークショップ

『光の旋律〜瞑想×精進カレー〜』

 

今回あらためて

瞑想の深さを感じました。

 

仏道において

瞑想はとても

大切なものです。

 

仏道に限らず

瞑想はバリエーションが多いのですが

心を整える1つの手がかりとして

瞑想は現代において

有意義であると感じています。

 

そのことを

確認させて頂いた

時間となりました。

 

拙僧(副住職)は

真言宗豊山派の

現代教化研究所に研究員として

籍を置かせて頂いておりますが

「現代における瞑想」についてのを

研究テーマの1つとしております。

 

「瞑想」は巷に

溢れておりますが「瞑想」には

注意しなければならない部分もあり

しかるべき指導者のもとで

行うべきものとされます。

 

昨今は

情報発信も容易ですし

書籍のみならず

専門的な情報も

すぐに手に入ることから

“仏教”と関連付けられたり

“仏教”として語られた

独自の瞑想(らしきもの)や

メソッドやセミナーが

沢山出回っております。

 

自身にあうか否かや

どのようなことに

注意すべきかなど

取捨選択するための

判断材料を少しでも

お伝えすることも

大切なことだと感じています。

 

本日の瞑想は

沢山のことを

改めて考えさせて頂いた

とても良い精進でした。

 

瞑想の後は

奈良さんお手製の精進カレーを

参加者の皆様と堪能しました。

 

奈良さんは

6月にまたおいでになられる予定です。

 

またの再会を約束し

奈良さんは当山を後にされました。

 

お寺ヨガはじめ2020

本年最初の

寺子屋ワークショップ

お寺ヨガが開催されました。

 

2月の冷え込みを想定して

日曜日の午後3時からの開催でしたが

心配には遠く及ばず

比較的穏やかな日和のもとで

自利利他(じりりた)な

お寺ヨガのひとときを

お過ごし頂きました。

 

今回は三沢から外国の方も

お見えになられていましたが

拙僧(副住職)は日本語でしか対応出来ず

英語の必要を感じました。

 

英語に強い妻の力を借りつつ

少しずつでも会話のトレーニングを

したいと思います。

 

昨年より

寺子屋ワークショップの開催時に

寺子屋御朱印を用意しております。

 

当山には

多くの尊格が祀られているので

その特徴を活用させて頂き

寺子屋御朱印では

様々な尊格のものを

したためておりますので

寺子屋ワークショップに

ご参加の際は

ぜひお納め頂ければと思います。

 

七崎観音の護摩法要にいらっしゃいませんか?

当山本堂にお祀りされる

聖(正)観音(しょうかんのん)は

七崎観音(ならさきかんのん)と

呼ばれており

古くから親しまれてきました。

 

現在の七崎観音は

29代藩主・南部重信公が

貞享4年(1687)に

納められた聖観音(秘仏)で

年に1度だけ

旧暦1月17日のみ御開帳され

その御宝前にて

護摩法要(ごまほうよう)が

厳修されます。

 

年に一度の

とても厳かな法要です。

 

夜の本堂での護摩は

格別のものがあります。

 

どなた様でも

ご参加頂けますので

多くの方にご参加頂ければと思います。

 

現在の本堂は

早ければ本年秋頃に解体予定なので

現在の本堂での

最後の七崎観音ご開帳となります。

 

皆様のご参列

心よりお待ちしております。

 

※詳細については

下記PDFをご参照下さいませ。

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