境内のイチョウが色づいております。
数年前に枝を大掛かりに剪定してから
実をつけておりませんが
かつては大量の実が落ちていたのが
懐かしく感じられます。
時間が経てば
再度実をつけるようになるそうですが
本年は葉だけを地に落としております。
本年亡くなった祖母は
若い頃より近所の友人と共に
銀杏(ぎんなん)を拾い集めて
果肉を外して乾燥させて
季節の味覚を多くの有縁の方に
届けていたそうです。
昔はイチョウの葉を
階段に敷き詰めて
ソリで遊んだという話を
この季節になると
地元の方よりよく耳にします。
このイチョウは
樹齢300年程と聞いております。
天を衝くように
本年の秋も
美しくそびえ立っております。