清く美しく

当山では

各地域の檀家さんを

取りまとめて頂く

世話人(せわにん)が

30数名いらっしゃいます。

 

世話人はお寺の役員として

当山の護持(ごじ)に多大なる

お力添えを頂いております。

 

約20年にも渡り

世話人をお勤め頂いた役員さんが

お亡くなりになられました。

 

いつもにこやかで

多くの人が信頼を寄せた

偉大な方でした。

 

病気を患われていたことは

一昨年の冬に聞いておりましたが

ついこの間まで「お元気」に

されていらっしゃったので

快方に向かっているものとばかり

思っておりました。

 

しかし実際の所は

ご家族以外の方には

弱っているご自身を見せまいと

大分ご無理をされていたようです。

 

病院に行くにしても

必ずお風呂に入り

髭を剃ってから

赴かれたというお話も

お伺いしました。

 

人前に出られる時は

常に清潔であられたそうです。

 

最期までご自身を貫き通し

ご家族が見守られる中で

旅立たれたそうです。

 

清く美しく。

 

それは故人様なりの

他者への礼儀であり

敬意の払い方だったのだと

感じました。

 

8/27は当山にてお葬式です。

 

ご参列の皆様とともに

謹んで故人様へ

祈りの心を運ばせて頂きます。

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夏らしく

ようやく夏らしい

暑さを感じる日となった

8月25日。

 

拙僧(副住職)は妻とともに

幼稚園の親子遠足で

子ども達と小川原湖を訪ねました。

 

しじみがりに湖水浴に砂遊び。

 

立秋はとうに過ぎておりますが

ようやく夏らしい1日を

子ども達を過ごしました。

 

しじみソフトクリーム

なるものが

小川原湖の道の駅で

売られておりました。

 

中々個性的な味わいでした。

 

幼稚園の行事ではありますが

良い「夏の思い出」となりました。

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感謝の心に満ちる

平成29年8月22日

普賢院本堂にて

当山寺庭(じてい)である

品田豐(とよ)の葬儀が

執り行われました。

 

行年92歳という長い人生の旅路は

波乱万丈なものでした。

 

豐は拙僧(副住職)の祖母です。

 

現在の当山があるのは

祖母が尽くした力が

あってのことです。

 

沢山の方に

お力添えを頂き

無事の葬儀を

終えることが出来ました。

 

お世話になった皆様に

御礼申し上げます。

 

ありがとうございました。

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久々に晴れました

久しぶりに青空を見た

8月21日でした。

 

21日は弘法大師空海上人の

ご縁日でもあります。

 

当山ではこの日、先代住職の

寺庭婦人(じていふじん)品田豐(とよ)の

火葬・通夜が行われました。

 

寺庭婦人とは

お寺の奥様のことです。

 

当山周辺地域では

まず火葬をして通夜を行い

翌日に葬儀という流れが大方です。

 

午前11時にお寺から出棺し

正午に火葬し

1時過ぎに拾骨をして

火葬終了後に通夜が

執り行われました。

 

色々ありましたが

無事に本日の日程が

終わりました。

 

翌日の葬儀は

本堂にて行われます。

 

本堂の須弥壇を

色とりどりの花で

飾って頂きました。

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まさかの事態をのりこえて

当山住職は

急性気管支炎のため

昨日より入院しております。

 

8月17日に

拙僧(副住職)の祖母である

品田豐(とよ)は行年92歳で

永眠いたしました。

 

バタバタとしていた中で

住職は体調を崩しまして

現在は療養しております。

 

お寺の檀務も平行しての

祖母の葬儀の準備だったので

非常に慌ただしい日々でしたが

諸事整いました。

 

喪主が入院という

想定外の事態はありましたが

何とか準備が終わりました。

 

通夜は

8月21日火葬終了後

ふれあい豊山舘にて。

 

葬儀は

8月22日午前11時より

普賢院本堂にて。

 

県内の真言宗豊山派諸寺院の

皆様のお力添えの下に

謹んで祖母を偲ばせて頂きます。

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鈴虫の声

静まりかえった夜に

鈴虫の声が響いております。

 

どんよりとした天気ばかりの

平成29年8月ですが

気がつけば下旬に

さしかかろうとしております。

 

季節は秋へ。

 

自然の幸が殊に多い秋。

 

彩りに満ちた秋の光景は

筆舌に尽くしがたいものです。

 

どこか哀愁漂う鈴虫の声に

秋を感じた8月19日の夜。

 

そういえば

8月に入ってから

一度も太陽を見ておりません。

 

 

今年の農作物は

うまくいくでしょうか?

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納棺

昨日亡くなった

拙僧(副住職)の祖母が

8/18の午前中に

棺桶に納められました。

 

亡き方のお体を清める

湯灌(ゆかん)をして

着付けをして

納棺されました。

 

拙僧(副住職)も

少しだけお手伝いさせて頂き

祖母に手甲と足袋と脚絆(きゃはん)を

つけました。

 

お化粧もバッチリです。

 

色々とバタバタしましたが

葬儀の準備も大方終わりました。

 

少し休むことが出来そうです。

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深く感じる〜追悼〜

8月16日の大きな行事を

無事に終えることが出来

今年も何とかお盆を

終えることが出来ました。

 

その日は午前3時より

あれやこれやと

やっておりましたので

夕方にはバタンキューでした。

 

午後11時を過ぎた頃に

目をさまし

色々と整理をしていた所

身内の訃報が入りました。

 

午前零時を過ぎて程なく

拙僧(副住職)の祖母が

亡くなりました。

 

実は8月に入ってから

祖母の様態は悪く

覚悟はしておりました。

 

行年92歳。

 

命日は8月17日。

 

ちなみに誕生日は

8月18日でした。

 

お盆が過ぎるのを待って

旅立ったようにも感じられます。

 

祖母は激動の時代を生き

当山を守りました。

 

祖母の2人の兄は

僧侶でしたが戦争に動員され

戦死しております。

 

住職不在であった戦時中

祖母は姉と2人で

“女の和尚さん”として

檀信徒の皆様の法務を

お勤めしました。

 

地域によっては

卑下されたこともあったと

檀家の方から

聞いたことがあります。

 

厳しい環境を

有縁の方々と共に

乗り越えたがゆえに

今があります。

 

その歩みの尊さを

深く感じております。

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お盆法要

毎年8/16は

多くの檀信徒の皆様が

早朝よりお寺をお参りされます。

 

午後1時からは

お盆法要が厳修され

本年もお勤めさせて頂きました。

 

沢山の方に

お手伝いもして頂き

無事にお盆が結ばれました。

 

▼法要の様子(動画)

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