「おかえりなさい」の思いをむねに

今朝、子ども達に

精霊馬(きゅうりで作る馬を模した飾り)を

作ってもらおうとしたら

まさかの「きゅうり在庫切れ」で

本年はズッキーニで精霊馬を作ることに。

 

「これはこれでいいね」と

先代住職であれば言うだろうなと想像します。

 

お盆は

ご先祖様方が「里帰り」するとされます。

 

お盆の過ごし方は様々かと思いますが

拙僧はご先祖様方の「里帰り」に

時々の出来る限りのおもてなしを以て

向き合うことを心がけています。

 

例えばですが

使用する線香は

沈香(じんこう)のものを使ったり

ロウソクを普段よりも大きなものを使ったり

供物は普段以上に生前の好みを

重んじたりなどしています。

 

迎え火をたいて

子ども達と花火をした後は

仏壇で「おかえりなさい」との思いで

手を合わせると

とても安心した心持ちになります。

 

思いをしっかりとはせて

お盆を過ごすことは

心の安寧につながるものと思います。

 

本日からのお盆

存分に思いをはせて

お過ごしいただければと思います。