其れ恕か

親子で学ぶ子ども論語塾

第2回目が6/10に開催されました。

 

ご参加の皆様とともに

講師にお作り頂いたテキストに沿って

素読を通じて

論語の文言に触れさせて頂きました。

 

当たり前のことですが

論語は深いものだと

改めて感じました。

 

拙僧(副住職)の長男も

ご一緒させて頂きましたが

この日触れた文言の中で

気に入ったフレーズがあったようです。

 

子貢問いて曰く

一言にして以て

終身これを行うべき者ありや。

子曰わく

其れ恕か。

己の欲せざる所

人に施すことなかれ。

という章句のうち

「其れ恕(じょ)か」の部分が

お気に入りの様子でした。

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ありがたや

現在本堂建替に

取り組まれていらっしゃる

市内の御寺院様に

とある会合の席にて

建替工事の見学や

お話をお伺いしたい旨を

お伝えした所

ありがたいことに

事前資料をまとめて

お届け頂きました。

 

様々な資料をまとめて下さり

当山の本堂建替事業に

大いに役立たせて

頂きたいと思います。

 

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団参日記 弐

団参では

総本山長谷寺の他に

室生寺(むろうじ)

東大寺

薬師寺

法隆寺へお参りしました。

 

どの御寺院様も歴史が古く

見どころが多い所ばかりで

学びが深い旅となりました。

 

当山では団参としての実施は

初めての試みでしたが

忘れられない3日間でした。

 

ご一緒下さった皆様と

携わって下さった皆様に

心より感謝いたします。

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団参日記 壱

6/5より6/7の2泊3日で

当山有縁の有志の皆様と

総本山長谷寺はじめ

奈良県各所へ行ってまいりました。

 

このような参拝旅行を

団参(だんさん)といいます。

 

当山では記念すべき

初の団参でした。

 

長谷寺では懇切丁寧に

ご接待とご案内を頂きました。

 

また朝の勤行では

開帳法要という厳かなお勤めを

厳修して頂き

ご参加の皆様は

感激された様子でした。

 

有縁の皆様と

拙僧(副住職)も修行させて頂いた

長谷寺にお参りすることが出来たことを

心より嬉しく思います。

 

忘れられない

本山参りとなりました。

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アフリカンな御朱印帳

先日もお知らせしましたが

当山ではオリジナル御朱印帳を

試作しております。

 

国際経験豊かな

副住職妻のアイディアにより

世界各地の布で

御朱印帳を仕立て

試作をしております。

 

アフリカの布仕立ての御朱印帳も

とても素敵な仕上がりになりました。

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奈良へ行ってまいります

本日より有志の方と

奈良へ行ってまいります。

 

2泊3日の日程で

拙僧(副住職)含め18名にて

当山の本山である長谷寺はじめ

各所に赴いてまいります。

 

一生忘れられない旅に

なろうかと思います。

 

それでは行ってまいります。

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夏日和

雲ひとつ無い

とても暑い日が続きました。

 

人それぞれに

それぞれの物語があります。

 

お寺は

多くの物語に満ちております。

 

同じ物語は2つとありません。

 

力強い日差しに

様々な思いを重ねて

夏さながらの暑さの中に

在りし日の優しいお姿を感じながら

お勤めに臨ませて頂いた1日となりました。

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伝えるということ

ある通夜の後席で

真言宗や空海について

学ぶべく書籍を購入して

読んでみると

難しくて挫折することが多いとの

お声を耳にしました。

 

確かにそうかもしれないと

共感する所があります。

 

一般向けとして

わかりやすく書かれてあるものでも

どうしても“専門用語”を

使わざるをえなかったりするものです。

 

拙僧(副住職)自身も

有縁の皆様に諸事お伝えする上で

聞き逃すことは出来ない

お声であったように思います。

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ありとあらゆるもの

弘法大師空海上人に

とても大きな影響を与えたお経に

『大日経』(だいにちきょう)

というお経があります。

 

空海は

この『大日経』には3種類あると

著作に書いております。

 

その第一が

「法爾常恒(ほうにじょうごう)の本」

つまり

“天地宇宙全てがお経である”

ということです。

 

他2種について簡単に紹介すると

第二は広本(こうほん)

第三は略本(りゃくほん)で

これらは文字で記された

経典としての『大日経』です。

 

「法爾常恒の本」としてのお経。

 

この視点に

とても深いものを感じます。

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気を引き締める

昨年9月末に拙僧(副住職)は

真言宗豊山派(ぶざんは)

総合研究員

現代教化研究所

という所に所属するご縁を

頂いて以降

「“研究”のための」

書籍や論文を収集し

「“研究”のために」

読み進めあれこれしております。

 

それまでは

ある意味のびのびと

気が向くままに学びを重ね

当山での取り組みに

活かしておりましたが

ここ最近は

どこか“ぎこちなく”

“堅苦しく”

学びを重ねているように感じます。

 

新しい環境にまだ

慣れていない部分もありますが

この「負荷」は

自身にとって

とても大切なものであると

考えております。

 

浅学でかつ非才な自身ですが

精一杯頑張ろうと

気を引き締めた

水無月の初日でした。

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