キュウリいろいろ

昨日と本日は

センター試験が実施され

多くの方が受験された

ことかと思います。

 

当山有縁の方が

ご親戚の受験生のためにと

当山の七崎観音のお守りを

頂きたいとのご連絡があり

お渡しさせて頂きました。

 

ふと国語を解いてみようと思い

試験を解いてみました。

 

本年のものかと思いきや

2018年の問題でしたが

久しぶりに受験問題を

解いてみました。

 

古文漢文でかなりの失点を重ね

結果は7割ちょっとの得点でして

流石にブランクを感じました。

 

受験生の皆さん

お疲れ様です。

 

国語第二問(小説)の内容は

35年前に息子を亡くし

一年前に夫を亡くした

女性のお話でした。

 

子どもを亡くした後の

夫婦の日常や

夫を亡くした後の

女性の日々の描写が

絶妙な文章だと個人的に思います。

 

出典は

井上荒野(あれの)氏の

『キュウリいろいろ』

という小説とのことです。

 

センター試験の問題中の文章に

亡き子どもと夫の

ご供養のためにお盆の

精霊棚(しょうりょうだな)に

飾るキュウリについて

触れるくだりがあります。

 

小説のタイトルにキュウリと

あることと恐らくは

関係していると思います。

 

問題文しか読んでおりませんが

親しい身内を亡くした方の

心のあり方について

考えさせられるような小説でした。

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