当山には
オシラサマが何組か祀られます。
スペースの関係で
平時は人前にお祀りしていませんが
小正月を迎えるにあたり
オシラサマの祭壇を設えてみました。
オシラサマの祭事を行うことを
“あそばせる”とも言います。
昔はイタコさんに来ていただいて
“あそばせ”をしていましたが
お世話になっていたイタコさんが
お亡くなりになられてからは
イタコさんの”あそばせ”は行なっていません。
普賢院では
16日が閻魔様のご縁日であることもあり
1月16日に旧正月の行事を行なっています。
オシラサマは15日が「ご縁日」とされるので
当面の間は1月15日に祭壇前でお勤めをして
16日の行事が終わったら
オシラサマ祭壇を片付けることにします。
祭壇を用意して
改めてオシラサマを眺めてみると
オセンダク(着衣)が
かなり傷んでいるものもあるので
今年はどこかのタイミングで
衣替えをしようと思います。
オシラサマは
北東北における
信仰のひとつの形であり
郷土の神様です。
一人の女性と飼い馬の物語に由来する
二体一組の神様です。
本年は午年ですし
お祀りの方法について
再検討したうえで
出来る形で丁寧に
向き合わせていただきます。
青森県では
南部地方と津軽地方の
オシラサマには
やや異なる趣があります。
郷土における
このような祈りのあり方は
とても大切なものだと捉えています。
お参りの際に
オシラサマ祭壇をお見かけしたら
ぜひお手合わせしていただければと思います。

